Key Percussion: Frank Iero and the Cellabration
取材者:Key Percussion翻訳:@postmcrjapan
Key Percussion(以下KP):君は〝She's the Prettiest Girl〟を奥さんJamiaのために書いたそうですが、PVに登場する2頭のクマって君とJamiaを意味してるの?
Frank Iero(以下F):いや、違うよ。あのクマたちは自分の正体を隠してる人を意味しとるんよ。
KP:〝俺ら対全世界〟みたいな世界観を目指していたか?それともただ単なるクマの着ぐるみが面白いと思ったからなのかな?
F:PVは本当の自分でいること、そして本当の自分を受け入れることを表現しようとした。人の好感度や愛を得るために、俺らは人が欲しがるキャラを頑張って演じることが多い。でも心の壁を壊して本当の自分を世間にさらけ出す時は、その時だけ本当の愛や幸せを見つけることができる。
KP:〝Stomachaches〟に収録されてる曲の大半にディスト―ションが入ってるけど、どうしてこんなサウンドを使おうと思ったの?
F:そのサウンドはアルバムのルーツと関係しとると思う。このアルバムは痛くて醜いモノの中にある美しさと光を探し出すことがテーマなんじゃ。それに俺はちょっと壊れたものが好き。みんなにこのアルバムをちゃんと聴いて、その中の美しさを見つけて欲しかった。
KP:〝stomachaches〟のドラムトラック以外はすべて一人でトラッキングしましたね。しかし今はバンドメンバーがいる。次のアルバムのサウンドにそれがどう影響してくると思いますか?
F:さっぱり分からん。こんなことになると思わんかったし、まったくその予定もなかった。〝Stomachaches〟の曲は全部俺の頭ん中で作って、ライブで聴くことなくレコーディングしたけぇね。でもこのアルバムでツアーしてからは〝Stomachaches〟の曲を初めて生で聴いた。曲はみんな変わっていくし、進化していくんじゃ。次のアルバムだけど、まだ全然。頭ん中に新曲やアイディアがいっぱいで・・・少しはバンドメンバーに見せたし、少しは一緒にやってみたりしたけど・・・将来的にどうなるか分からん。
KP:FIATCはこれからどうする?新しいPV?それとも新しいアルバム?
F:俺だって分からんわ。理想の世界なら宝くじ当たって、家族でハワイ島に引っ越して、そして俺が逝くまで家で音楽作ったり子供達のランチを作ったりする。
KP:道端で何か叫ぶなら何を叫ぶ?
F:何も叫ばんね。っていうか、みんなさ、叫ぶの辞めた方がええ。誰も聴いてないんじゃいや。
KP:元気の源は?落ち込む時に何が元気づけてくれる?
F:家族。あいつらは俺の万能薬じゃ。
KP:音楽を自由に創作できるってどうですか?作曲作詞を自由にできてやっぱり気持ちいい?
F:そうじゃね、そうかもね。でも別にこれが初めてっていうわけじゃない。人はみんな自分の好きなものを好きな時に作る自由があるんじゃ。それがアートなんだ。限界がない。唯一の限界があるなら、自分のイマジネーションの限界だけなんじゃ。
KP:歌詞のインスピレーションはどこからくるの?
F:人生経験から。俺はストーリーを綴るのが好きだし、俺の曲はストーリーのコレクションだと思う。分かりやすいのも分かりにくいのもあるけど。
KP:そもそもバンドメンバーとの出会いは?すぐ意気投合したの?
F:そうじゃね、まぁEvanは俺の(義理の)お兄さんでRobと俺は長年の友達・・・彼がLeathermouthに入ってからだな。Mattは共通の知り合いの紹介で去年初めて会って、すぐに意気投合してジャムしたりスムージー飲んだり。すごくナチュラルだった・・・バンドがね。スムージーのことじゃなくて。
KP:またタトゥーを入れる予定は?もしあれば、何を入れるの?
F:あるよ。ヌードルを彫るんじゃ。
xofrnk
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