Colorado Music BuzzのFrank Ieroインタビュー
取材者:Tim Wenger
翻訳:@postmcrjapan
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ポップパンクバンドのマイケミカルロマンスのギターリストとして知られているFrank Ieroですが、マイケミ解散後はfrnkiero andthe cellbrationを結成。8月25日にデビューアルバムをリリースして、9月20日(土)にはRiot Fest Denverにも出演したIeroにColorado Music Buzz(以下CMB)が電撃取材。
CMB: デビューアルバム「Stomachaches」はどんな風に誕生したんですか?
2012年の後半から始まったかな。10代の頃からずっと胃腸病に悩まされてきたけど、2年ぐらい前からかなり悪化してね。苦しくなるとあーこのまま死ぬわと何もかも諦めるのは簡単だけど、俺はそんな自分を子供たちに見せるのが嫌だった。どんなネガティヴな出来事でもポジティブなことに変えられるだと子供たちに見せたかった。だからしんどくなるたびに無理やりにベッドから出て何かを作ることにした。そしてそれが効いたみたいで、音楽を作っていくうちになんかクリエーターズハイみたいな感じになって、痛みや苦しさが和らいできた。曲を書いて、デモも録音し始めた。ロス在住の友人Jared Alexanderに連絡して、ニュージャージーまで来てもらってからレコーディングが本格的にスタート。俺は曲をどんどん書いて、いつの間にかすごくいい曲がたくさんできた。友人とマネージャーのMatt Gallihughから「最近何してるの?」って連絡がきて、レコーディングした曲を送ってみた。そうしたらすごく気に入ってくれて、「色んな人に曲紹介していい?」って言って、そんな中でVagrant Recordsが特に興味を持ってくれたので、バンドを結成して現在に至る。
CMB: アルバムの曲はいつもと違う自分を表してると思いますか?
新しいプロジェクトを始めるとそうしない以前のプロジェクトと変わらないからね。今回のアルバムはどちらかおちうとフォークアルバムなんだ。短編集みたいに自分の経験や聞いた話をベースにしたけど、こういうアルバムは初めてだった。
CMB: メイク・ア・ウイッシュ(チャリティ、以下MaW)に参加していると聞きましたが-
昔からだね。何回かMaWから連絡がきて、病気の子供に会ったりしてたけど、その時はMaWの良さが実感できた。最近は「Wear Your Music→ウェア・ユア・ミュージック」という団体から連絡もらって、使用済みのギターの弦を束ねてブレスレットにして販売して、売り上げは自分の好きなチャリティに寄付されるんだ。リサイクルもできて、寄付もできて、本当すばらしいプロジェクトだと思う。
CMB: 今後の予定は?
現在は10月までTaking Back SundayとThe Usedとツアーして、10月23日はブルックリンにAlkaline Trioとライブ、そして11月はイギリスに行くんだ。
CMB: これから挑戦していきたいことはありますか?
俺はよく変な目的を考えるんだけど、今回はアルバムを作ることが目的だった。リリースされた今の展開はボーナスでしかないわ。過去は色々やってきたからね、もうデカイ目的なんてもてないかも。瞬間瞬間を大切に、楽しんでいこうと思います。
CMB: マイケミやFrankのことが分からない人にどんな曲をお勧めしますか?
「Neverenders」だね。どういう曲だとか、言うのは遠慮しとくよ。だって曲を聴く時にさ、一番大事なのは曲をどう受け止めるか、そして何を感じるかだ。「Neverenders」をぜひオープンマインドとオープンハートで聴いてください。
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