2016年2月25日木曜日

【mikey】Electric Centuryアルバムデビュー(Kerrang!掲載)



Kerrang! Album of the Century

ケラング!センチュリー(世紀)のアルバム

取材:Mark Sutherland
翻訳:@postmcrjapan
記事提供:ElectricCentury.PL

Mikey WayのElectric Centuryがやっとアルバムをリリースする準備が出来ました!そしてなんということでしょう!後2週間で発売されるケラング!の付録としてプレゼントするってよ!

Mikey Wayが僕らに初めて彼のポストマイケミプロジェクトElectric Century(以降EC)を話してくれたから2年、そのプロジェクトがやっと始動する。元マイケミベーシストMikeyとボーカルのDavid Debiakをメンバーとするバンドは元々デビューアルバム〝For The Night To Control〟(夜がコントロールするもの)を2014年の夏にリリースする予定だった。しかしMikey自身の薬物依存治療などいくつかの延長を経て、彼はやっとアルバムを世界に出す決意が出来た。しかもエキサイティングなことにそのリリースはケラング!限定のものだという。近いうちに普通のリリースも予定しているらしいが、正直いうとこの1枚をゲットできるように今から本屋さんで並んでおいた方がいいと思うぜ。その記念すべきリリース日まで退屈にならないように、僕らはカリフォルニアにいるMikeyに話を伺った。なぜこれほどの時間がかかったのか、どういうサウンドなのか、そしてなぜ君たちみたいな連中に無料で提供しようと思ったのか、本人に直撃!

アルバムがやっと完成だね。なんでこんなに時間かかっちゃったの?

大変な作業だったよ!しばらくは私生活が音楽活動の妨げになっちゃった。自分はまず元気になってから再び音楽作れるような状態になるまでちょっとブレーキをかけることに。スタートとストップだったよ、でもそれが逆にアルバムにいいことで、最初リリースする予定の時よりアルバムが強くなったと思う。

2年前に話した時、2014年の夏にリリースする予定だったけど、実現できず・・・

そう、永遠に延長されたよ!でも延長食らったのは逆によかっとことよ、もちろんわざとじゃなかったけど、おかげでアルバムや曲をじっくり、きちんと見詰めることができた。カットされた曲もあったし、時間が経つに連れ曲のマイナーチェンジもした。普通ならそんな余裕がないよ。アルバムがどれほど変わったかっていうと、変わったっていうよりは強くなった。もっとまとまった感じになった、一体感が増したと思う。

そして雑誌の付録として無料で出すよね・・・

出すよ!君たちが初めてこのアルバムを世に出すことになる!俺らからしたら光栄です。

なぞそういう形で出そうと思ったの?

ちょっとリスキーなことをしてみたかった。こういうことをやる人って久しくいてないよね。Princeやったと思うけど(2007年にPrinceがアルバムPlanet Earthを日曜日のThe Mailの付録として出した―編集より)でも今の音楽業界じゃリスクをしなきゃ意味ないよ。時代遅れの昔のやり方はもう通用しないから今までとは全然違う戦略で攻めていかないとね。このアルバムがやっと人の手に届くってすごく嬉しいよ、達成感がある。ずっとハードディスクの中で眠っててどうすればいいか分からなかったけどある日突然閃いた、〝もうタダであげちゃおう〟って。

なぜ特別にケラングを選んだの?

旧友だから。信頼が厚いし、ケラングもすごくリスペクトしてる。前のバンドの内輪に入れた数少ない雑誌の一つでもある。君たちと一緒だとマイケミのみんなの警戒心が緩んだというか。そしてケラングはいつも俺によくしてくれた。本当仲がよくて、いい時でも、悪い時でも僕を支えてくれた。それが何よりの証拠だよね、悪い時でも一緒にいてくれるって。ケラングってマイケミのキャリアに影響あったのかって?もちろんよ、パズルの中のでかいピースのひとつだったよ。マイケミはケラングとの楽しい思い出がたくさんある、一生忘れない画期的な出来事や記事がいっぱい。

無論、ケラングの読者全員がマイケミやECのファンとは限らない。例え、デスメタルのファンならこのアルバムをどう受け取ると思いますか?

前のバンドのファンやこのジャンルのファンでもない人を含めて、このアルバムが楽しめると思う。ちょうどいい具合の曲球だよ。エキサイティングなアルバムだと思ってもらえたら嬉しい。今回は素晴らしい雑誌だけじゃなくて、アルバムももらえるから自分自身の意見を立てることができる。

正式なリリースに比べて、より多くの人に聴いてもらえることができると思いますか?

はい。UKのみんななら、このアルバムを理解してくれると期待してる。UKの人に呼び掛けるようなアルバムだ。New OrderとDepeche Modeが俺に多大なる影響を与えたバンドの二つ。いつかそういうアルバムが作りたかった。俺が若かった時、自分の好きなアルバムがアメリカの大手CDショップでリリースされるとは限らないからマンハッタンまで行ってアメリカで絶対リリースされないめっちゃ高いイギリス輸入盤を買うしか手に入れる方法はなかった。そういう感じのアルバムを目指してた。

最近はたくさんのバンドと仕事しているみたいだけど、君のレコードに他のアーティストの参加は?

一時はたくさんのアーティストが参加する予定だったよ。あの人と一曲したり、この人と一曲したりとか。でも俺とDaveとDan(Goodwin、プロデューサー)だけになると俺らだけの世界になっちゃって。また一時は人をフィーチャーしようと思ったけど、俺は〝今回はやっぱり俺らだけでやりたい〟と。


ツアーは出来そうですか?

俺らは絶対ライブやりたい。今の俺ならツアーの大変さを薬物に頼らずに耐えれると思う。今はまだ計画の段階だ。どんな風にしたいのか、俺とDaveだけにするか、フルバンドでやるか。今はまだ結論が出てないけど、俺らは間違いなくライブをやります。

では今後のECの予定は?

セカンドアルバムはもう準備してるよ、今回はリリースまでそんなに時間がかからないと思う。


そのアルバムもケラングと付録として出すのか?

それはどうかな(笑)別にイヤじゃないよ・・・?

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