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2016年4月13日水曜日

【gerard】 Blastr.com取材

Gerard Way on DC's Young Animal, Cave Carson, and Sentient Ambulances

Gerard WayがDC Young Animal、Cave Carson、そして知覚できる救急車について語る


取材者:Matthew Funk
翻訳:@postmcrjapan

元の記事はこちら

〝Young Animal〟という名前の由来は?

頭から離れなくなったフレーズだった。僕はいつもそうよ、曲のタイトルやフレーズを閃いて頭から離れなくなるのよ。当時は2枚目のソロアルバムのタイトルにいいかもと思った。しかし2枚目のソロアルバムを作らないと決めた時―まだ作らないと決めた時―じゃこれを新しいプロジェクトの名前にしようと思った。僕はそういうのが習慣になったの、いいアイディアが思い浮かんだらすぐ使うこと。長く閉じ込めるのはいけない。〝Young Animal〟は何かの名前になる、だったらこのプロジェクトの名前にしよう。

原作者やアーティストというクリエーターの呼びかけを直々しましたか?それともDCに任せた?

全ての段階に参加した。僕の提案もあれば、Shelly BondやMolly Mahan、そしてDan (Didio)とJim (Lee)からの提案もあった。すごく協力的なプロセスだったが、僕は各コミックをどんな風にしたいか明確なビジョンがあったよ。

クリエーターにどんな特徴を求めた?

コミックによって異なるけど、基本としてはこういうことを楽しく挑戦できる人、そして大人向けのテーマに触れることを恐れない人・・・あとキャラクターを愛する人。パッションがある人材を探したかった。元のコミックに詳しくない人がいたら、その人が90年代の原作を読んで勉強した。そういう人材を探してみた。

大人のテーマと言いましたが、コミックは全て大人向けのコミックと理解してよろしいですか?

 そうだ。でもなんだろう、何が大人向けなのか、まだ具体的に分からない。ただ最初からそういう要素が必要って分かったの。大人向けコミックという大きな振り幅が必要だった。

どんなキャラクターをコミックブランドに使いたいんですか?

子供の時は〝DC Who's Who〟(DCのキャラクター図鑑)を見て売り込みプレゼンを考えたりしてた。もちろん実際に売り込みはしなかったけど、遊びとしてやった。そして時間が経つとたくさんのコミックをなくしてしまったが、このプロジェクトが始まった1月にeBayで全部買い直した。ノートにメモしながらコミック一冊一冊を見て〝こいつ誰?この人も誰?やばい、これすごいよ、見てこのキャラ!〟ってなった。そうやってCave Carsonに出会った。〝誰だ?この人〟ってすぐ好きになった。コミックのタイトルもすぐ思い浮かんだ〝Cave Carson Has a Cybernetic Eye〟(Cave Carsonはサイバーネティックの目を着てる)―だってあれぐらいしか彼の情報ないんだもん。

そうですね、私もウィキペディアで調べたらそれぐらいしか情報なかったです。

でしょ?!目のことも何の説明もないよね!素晴らしいよ!すぐ〝やろう!〟って思った。僕だって説明しないかも!そういうキャラだからね。

Cave Carson以外、当時の冒険家キャラクター、たとえばSea Devilsが出る可能性は?

もちろんある!Sea Devilsを言おうと思った!Danと僕はこの前Sea Devilsの話してたよ、僕大好きだし、入れれるなら入れたいって言ったよ。あとForgotten Heroesもいるよね、Caveがメンバーだったし、Animal Manも入ってたから出る可能性があるね。Caveの場合、父親と娘のリアルなやりとりを描くいい機会だと思う。パーソナルなことも起こるし、アドベンチャーでありながらもすごくエモーショナルなストーリーだ。そして今回のコミックは長年出番がなかったキャラクターをひとつのグループにまとめて一緒に登場させるチャンスでもあると思う。

彼の娘って新キャラですか?

ええ、娘はChloe Carsonという大学生なの。

Mother Panicですが、ぱっと見Batmanっぽいが、ほかのGotham自警主義者とどうやって差を付ける?

このキャラにはすごい可能性を感じるの。僕が思うMother Panicは上流社会の厄介者。いい人としてのスタートではない。同時に僕をインスパイアした人物もいる、例えばCourtney Love、特に若いころのCourtney Love、ほらHoleをやった90年代の彼女とか。もしCourtney Loveが女相続人でコスチュームを着て人をぼこぼこにしてたらどうかな?どうなる?それが僕にとってのキャラ設定なんだ。そうやって差を付けたいと思う。普通の上流社会の一員ではない、彼女は色んな意味でその正反対。独自の世界の見方があって、すごく激しいキャラクターなんだ。彼女は全然違う、まだ企画中でやってるうちにキャラは進化すると思うけど、ヒーローでも悪党でもないような気がする。

Animal Manのことも言ったが、Animal ManやSwamp Thingなど、クラシックなVertigoキャラクターを復活させる願望はありますか?

もちろんよ!しかし最初にDanとJimにアイディアを相談した時、Danがすごくいいことに気づいてくれた。彼が〝90年代のキャラが2人いる〟―Doom Patrolが90年代よりはるか前に書かれたものなのに―でも彼は〝だから2つの違うものにしよう〟って。僕はすぐに賛成した。だってAnimal ManやSwamp ThingといったVertigoキャラばかりでやったら、90年代のリブートに過ぎないじゃない?だからその時僕は〝よし分かった、じゃこれはCaveでこれは新キャラ〟って。でもいいタイミングあれば、Vertigoのキャラも使いたいね。

要するに、新しいキャラと旧キャラのバランスを保とうとしてるわけですね?

そう、僕が思うには・・・Animal Manをやるかもしれないし、やらないかもしれない。でもひとつのストーリーでも5つのストーリーでもいいからAnimal ManをDoom Patrolに入れたい。少しの間チームのメンバーとして活躍するかもしれない。このシリーズは全ての90年代キャラが使えるチャンスだと思ってる。もうひとつの次元なんだ。

Doom Patrolですが、チームはRobot ManとFlex Mentallo以外ほとんど新キャラみたいですね。

旧キャラも登場するよ。PRイラストに全てのキャラが入ってるというわけじゃない、わざと出してないキャラもいる。

しかし猫と上にいる女の子は新キャラですよね?

そう、新キャラだ。

Flex Mentalloのキャラですが、キャラ設定はMorrisonシリーズに近い?それともキャラ設定を変更した?

設定は変えてないよ。キャラのみんなに少し時間が過ぎたと考えてる、そういうアプローチしてる。 キャラは年を取ったし、大人になった。ただ単なる〝私、また20才だ!〟というわけじゃない。何年か経って、色々あったし、色々経験した。答えとしては充分だな。

友人とDoom PatrolのPRイラストについて話してたが、友人からの質問があります。イラストにある救急車って知覚できる救急車ですか?Grant MorrisonのDanny the Streetのキャラみたいに。Danny the StreetならぬDanny the Ambulanceとか? 
 
ん〜どうだろ?キミの友人が言ったのかい?ん〜コメントはできないけど、頭のいい友人だね。



2015年6月26日金曜日

【gerard】【動画】Periscopeでおしゃべり

6月17日にPeriscopeにて生放送されたGのおしゃべり。





元の動画はコチラ。


翻訳:@postmcrjapan
字幕制作:@shelly1904

Periscope生放送

クリスマスにリンジーからコーヒーメーカーもらった。素敵だよ。これが使ってるマグカップだ、見えるかい?日本で買った。マイキーウェイはこれが好き。たぶんあいつにやる。僕たちマグいっぱいあるからね。さて、これからは僕の一日が始まるんだけど、いや、まぁもう始まってるけど、それでちょっとアンブレラアカデミー書こうと思ってるんだ。で考えたわけ、君たちにオフィスを見せようかなってね。もうちょっとコーヒー飲んでからやろっかな。うん。そういうことだ。君はどうだい?いい一日過ごしてる?そうだといいね。

あっギター見せてあげよう!これ、レイトロにしばらく貸してた。これ、古いカウボーイのギターなんだよ。見えるかい?eBay(オークションサイト)とかで買えるけど、もともとは子供用でさ、こいつはLone Rangerモデルだ。でも音色が面白くてさ。ずっとチューニングしてないダメなんだけどね。でもこういうもの探してんならいい音色だぜ。はい、終わり。あっもうひとつギターあるよ。ちょと待て。これマジでいいやつだ。David Gilmore Stratacasterだ。Chicago Music Exchangeで中古で見つけたんだけど、オール黒だ。ピックガードも黒。色んな面白いフィーチャーもあってさ、このスイッチとか、後ろも開けっぱなしでかっこいいし。音色もすごくいいの。ちょっとアクションを直してもらわないといけないけど。クールだぜ、マジで大好き。最高さ。そんでとてつもなくうるさい。まじで音がデカイの。Chicago Music Exchangeで色んなアンプにつないでみたけど、マジで惚れた。本だってついててさ、僕はね、普段はStratacasterなんぞ弾かないんだけれどもね。僕はTelecasterとJazzmaster弾くんだけど、いいStratacasterを持った方がいいよね。こいつは作られたStratacasterの中でかなりベストだからね。しかもすんげー安かったの。ということで。他に何があるかな?

 そうだね・・・もうちょいコーヒー飲んで~(カメラ目線で飲む)いや~うまいわ。素敵。あっこれがね、もうギター見せてばかりだけど、これはFenderが僕のために作ってくれたギターだ。Scholtzさんがね。君はこいつの写真見たけど、これマジでクールだぜ。スーパークールだぜ。音ももちろん最高。グレッチピックアップだからすごくユニークなサウンドだ。(しばらく弾く)最高。弾いた感じ最高。1枚板みたいな体あってさ、ヤバいよ。ネックも大好きさ。ネックはTelecasterモデルだからもうクレイジーだよ。だってだってリバースJazzmasterのボディでネックがTelecasterだぜ。僕の好きなもの二つが一つになったよ。素敵でしょ~?素敵だよ~(時々言葉がちょっとオネェっぽい)

よし、オフィスでも見せてあげよっかな。パソコンね、おっ見えるね、パソコン、え~あっ例のStar Wars RPGだ、今プレイしてるけどスーパー楽しいよ。他には~これはね、大好きなの、参考のために近くにおいておきたいものだ。たとえばお気に入りの漫画とか。みんながよく気付くのはこれ、アキラね。日本語版なんで英語じゃないんだけれども、いいところは色がついてんだよ。こんな感じ。紙の淵に黄色とかベビーブルーとか全部色がついてる。かっこいいよ。これが大好きなDuneだ。そんでこれもRPG。こいつはおもちゃで、おもちゃかっ!(笑)これは僕のMicheal Moorcock小説コレクション、Elrickとかね。これはホリデースペシャルのBoba Fettだ。色使いに惚れて今ハマってるわ。後は~これはEisner賞、あれはHarvey賞、そしてこれは全てレコードだ。ここに全てのレコードが入ってる。大半はリンジーのものだけどね。そしてこれは初めてOxford Unionでスピーチした時の写真だ。この前もまたそこでスピーチをやらせて頂いたけど、すごく楽しかった。あっ!そしてこれがね(笑)オタクのものばかりだな~こいつらは例にジャンボStar Warsフィギュアたちだ。大好きだわ。ハマったわ。今はバウンティ―ハンターだけなんだけど、もう少し持ってる。

一番好きなレコードって?見せよっか、どこいったかな?この辺だと思うんだけど・・・一番好きなやつか・・・この辺なはずだけど、プレーヤーの近くにおいてない限り・・・あっあった!David BowieのLowだ。一番好きなBowieアルバム、いや、まぁ、好きなアルバム3つあるけど、Desert IslandはIggy Stardustだけど、好きなBowieアルバムはLow、そしてもう一つはStation to Station。その二つを行き来たりするよね。今日これかけよう。これはリンジーがクリスマスにくれたレコードプレーヤー。ヤバいよ。かけるね、ちょっと待ってて。しばらくこれを見といて。オリジナルプレスだから山ほどのプラスチックにくるんであるよ。でもオリジナルだから音がすんごいのよ。全然違う感じだからこそこのレコードがいいんだよ。リンジーもこのいいスピーカーをくれたよ、彼女最高さ。はい、じゃこれがLowね。これもあって、これはリンジーが作ってくれたすごいやつ。彼女のアートが大好き。これプリンターね。コーヒーポッドがなくて、もっと、もっと買わなきゃ、いや、もう頼んだから来るはず。これは例のエスプレッソメーカーね。ちょっとドア閉めるね。

これはオフィスの客間だ。いいでしょう、こういうの。そしてご存知のとおり、マウスキャットだ。こいつを近いとこにおくのが好き。なんかハッピーになれるわ。そうだね、これが僕の毎日だ。オフィスにいながら色んなことを一日中書く。音楽書いたり、コミック書いたり、絵を描いたり、そしてもうちょっとコーヒー飲むね(カメラ目線キラリ!)これガソリンスタンドで一本飲んだけど、今アイスコーヒー出してるよ~がぶ飲みしてた。よし、これからはDavid Bowieを聴きながらコーヒーを飲むぞ。

メールを返すね。これは友達のJasonから。今日ユニバーサル(スタジオ)で大セールやっててさ、衣装とか道具とかさ。彼は鎧のセット買ったって。すごいね。ほかに何があるんだろう?今いろいろあってさ、新しいアンブレラアカデミーを書いてる真っ最中でしょう?そしてもう一つのコミックも書いてるし。それはたぶん9月のNYコミコンで発表されるかな。行けるかどうか分かんないけど・・・行けないね、ロシアにいるわ。めっちゃ楽しみだ、ロシア。前回本当に楽しくてさ、マジカルだったわ。全てのライブが素晴らしかったよ。ロシアがなんかすごい印象に残ったわ。他に他に・・・コミック二つと、もうそろそろ音楽のセッションあるし、あれも楽しみだ。そして監督業もちょっとやろうとしててさ、きっと楽しいと思うよね。うまくいくかどうか分からんけど、うまくいくと思うよ、なんかいい予感がする。そのぐらいだね。今はすごくクリエイティブモードに入っててさ、とりあえずたくさんのものを作ってて、全ては来年に完成するはず。なかなかエキサイティングだね。理想なのは今年からアンブレラアカデミーを出すことだが、Gabrielがね・・・

Gabriel Baは最高のアーティストだ。コミックも地元で風刺的な絵もやったりさ、彼のおかげで僕の仕事がいつもエキサイティングでさ―ちょっと音下げるね―そうだね、彼のおかげで僕の仕事がスーパーエキサイティングで一緒に仕事できて光栄だ。しかも仕事が早い!だから僕は彼よりも数話ぐらい、3~4話ぐらいリードしてないとすぐ追いつかれちゃうの。でも僕らは早くアンブレラ出したくてワクワクしてる。予定はね、2週連続で出してから間に2話ぐらい挟んむって感じだ。あれは楽しみだ、ずっと前からSpaceboyのルーツを書きたかったからさ。なのでそれを2冊でまとめようかなと思ってる。そしてまたオブリビオンに入ってから違うシリーズへ。え~ポスターにしようと思ってる絵をみせよう。

この絵が大好きだ。マジで僕の傑作だ。ポスターにしようと思ってるんだけど、僕はカラーやってないんだね、これ。これはMatt Wilsonが色塗りしてくれた。彼はWicked and Divineなどなどのカラーリストなんだ。君たち元気かい?これはね、これはね、デジタルアートにシフトして2ヶ月の時に書いた。デジタルアートにすんんごい抵抗してた。美大で必須科目じゃなかったし、アナログで全て学んだわ、レターリングから何まで、全てだ。だからね、何年も抵抗してた。でもiPadで描き始めたらハマっててさ。でもまぁ、Matt Wilsonはカラーリストのプロ中のプロだからこれをポスターにしようかなと。面白そうだからね。そしてプロセスの一部だからね、コミックになるはずだったの。いつかそうなるかもしれないし、でも今はすごくリキッドなアイディアだ。僕はただ色んな面白そうなキャラを集めたかった。ね。(カメラ目線キラリ~)そんぐらいだな、コーヒー飲もう。

これ楽しいね、いいかもね。また使おうかな。かな。楽しいかもっ。うん。僕の近況はこんな感じだ。僕ラッキーだな、こんな人生送れてさ。家族にすごく感謝してるし、それが第一だもんね。そしてプラスアルファーで仕事でアートが作れるし、そして君たちが僕をサポートしてくれてるし、僕本当に感謝してるよ、ありがとうね。僕はね、80歳になってもアート作りたい。80まで生きればね。ダメかもしれんけど、それまでたくさんのアート作ってくぞ。Shaun Simonからメールが来た。なんだろう。

Shaun SimonはTrue Lives of the Fabulous Killjoysのパートナーでね、彼がね―あっこれ見せちゃダメなやつね。Killjoysのパートナーで素晴らしいライターだし、今かなりブレークしてる。色んな面白いプロジェクトやってるし。そのうちの一つが近いうちに発表されるし、いや~本当すごいよ。ね!なんだろう、君たち、よい一日をね。やりたいことがやれるといいね、全てがスムーズでポジティブでいくといいね。お互いに優しくして、遊んで、楽しんで、アイディアをシェアしてね。アートを作って、何か書いて、なんでも作って、ね。なんでも作って~それが僕からのアドバイスだ。

えーと他に・・・そんぐらいだな。これでさようならしよっかな。うまくいったかは後で考えよう。えーっと、そうだね、仕事しなきゃね。これでさようならね。バーイ!

2015年4月7日火曜日

【gerard】New Projects/New Sounds

New Projects/New Sounds新プロジェクト/新サウンド

テキスト:Gerard Way
翻訳:@postmcrjapan

Michael Schulzは僕の友達で、Fenderでは僕の代表でもある。あのキラキラしたMikey Wayモデルベースを実現した人物であり、マイケミの間ずっとMikeyをサポートしてくれた人物でもある。そして僕はソロになってから彼はずっと僕をサポートしてる。彼が最初に作ってくれたギターは僕の誕生日のためのものだった。ギターはアメリカンスタンダードジャズマスターで今までのFenderで見たことがなかった面白い色してたから〝Red Meat〟(赤身)と名づけた。彼はレコーディング用の機材を用意してくれたし、The Hormonesにベースやキャビネット、ヘッド、そしてIanのためにすごく良いライブ用のカスタムJaguarも用意してくれた。彼は本物の芸術のパトロンだ。音楽の話をするとその情熱が周りのみんなを巻き込むことになる―彼はアーティストを手伝うことが好き、そしてアーティストにインスピレーションを与えてくれる存在だ。

僕は機材の話あまりしないし、宣伝することもめったにない。キャリアの中で数え切れないほどのタダのモノを断ってきた。それはなんか良い気持ちがしないし、変に縛られるような気がするからだ。現在、僕のアートは3~4つの会社に支えられてる。自分が好きなモノと実際に使ってるモノの話しかしない。子供の頃にBilly CorganやKurt CobainがFenderをプレーしてるの見た瞬間、惚れました。これも僕のファズペダルへの憧れにも関係していて、今となっては結構いいコレクションを持ってる。

僕にとって、Fenderのギターにマジックがある。基本は余計なものがなくて、楽器作りに特有の最小限アプローチがある。もちろんもうちょっと派手なモデルを探してるならあると思うけど、基本シンプルな作りだからこそ自分の声を見つけることができる。ギターから出る音は自分そのものだ。ちょっとスプリングあり、癖あり、明るい音色あり―Fender特有の特徴の全てが込められてるけど、Fenderの楽器の中で本当の自分を見つけることができる。僕はただ単なる、Fenderが好き。ビジュアルにも惹かれていた。音楽をビジュアル的に見ると、楽器のルックスもサウンドで作り出すイメージの一部だ。僕が始めて生でFenderを見た時、大好きなコミックLove and Rocketsから飛び出したかのように見えた。

Hesitant Alienの日本ツアーの後、僕は新しいプロジェクト候補の基本のパーツとアイディアを考え始めた。こういうプロジェクトはたまに音から始まる。そしてたまにそういう音にはある楽器やあるビジュアルがついてる。だから今回は新しいギターが必要だと感じた。何年か前にFenderが限定で製造したとある黒のギターを思い出した。新プロジェクトでイメージしてる音楽はシンプル、そしてイメージしてる楽器もそうだった。

ギターはFenderのLa Cabronita Borachaだった。ボディーはアッシュのリバースジャズマスターでブリッジにTV Jonesのピックアップが一つ。ノブが二つ、そしてネックはテレキャスターのメープル。すごくシンプルだ。

Fenderが作るギターの中でテレキャスターとジャズマスターが一番好き。Hesitant Alienで僕は両方を弾いてた(IanがテレキャスターやストラットなどFender製のモノを)。Hesitant Alien自体はオールFenderのアルバムだ。テレキャスターの弾き心地が好きで、そしてジャズマスターのルックス、触り心地、ラウドな音色が好き。La Cabronita Borachaは両方のいいところを持ち合わせてるから僕にぴったりだったし、プロジェクトにもぴったりだと思った。まだ製造できるかどうかMichealに問い合わせてみたら、彼はFenderのカスタムショップに問い合わせてくれた。工場で奇跡的にボディーが一つだけ残っていた。これはFenderが作る最後のLa Carbonita Borachaだ。ちょっと時間がかかると言われたけど、僕はツアー中だったから急ぐ必要なかったし、もちろん彼らが思う最高のギターを作ってほしかった。

ギターが出来たとMichaelから連絡が来た時、二人でランチをしてから取りに行った。美しかった。そして思った以上にシンプルな作りで大満足。ペンキの下の木目がかすかに見える。帰ってアンプにつなげてみるとやっぱり僕が欲しかったサウンドだ。こういうピックアップ初めてだったけどぴったりだった。ラフで生き生きした感じだ。シンプル。そして感触も最高。慣れたテレキャスターモデルのネックと不思議だけど面白いリバースジャズのボディー。少しずつ弾きながら次のプロジェクトのベースとなる部分を作り始めた。

これは僕が大好きなモノをみんなにシェアしてるだけさ。近いうちにみんなにもっと色々シェアしたいし、僕のプロセスや使ってるツールについてもシェアしていきたい。僕のアートやデザインプロセスから音楽やコミック作りまで、もう少しみんなに分かりやすく伝えていきたいと思います。

最後にMichael Schulz、そしてFenderとThe Fender Custom Shopの皆さん、たくさんの愛とサポートをありがとうございます。僕らのビジョンを現実にしてくれて本当に感謝してます。
Gより

2015年3月25日水曜日

2015年3月14日土曜日

【gerard】【動画】 Music Feeds Soundwave 2015

Music Feeds Soundwave 2015: Gerard Way





取材者:Music Feeds
翻訳:@postmcrjapan
字幕制作:@shelly1904

やぁ、僕はGerard Way、そしてこちらはMusic Feedsだ。

Music Feeds(以下MF):Gerard Way、わざわざお時間を作って頂いてありがとうございます。光栄です。

Gerard Way(以下GW):いえいえ、こちらこそありがとう。

MF: Soundwaveに来て数日ですが、いかがですか?

GW: 大好きだよ。オーストラリアも大好きだ。最初のライブはいつも大変っていうか、まぁフェスやライブによって状況は変わるからさ、例えばソロライブであっても、アリーナライブのオープニングアクトであっても、全~部違うから初日は空気を読んで、〝このフェスって何が必要?僕らはフェスに何が出来るの?〟みたいな感じだ。そして今日は突然閃いた。〝あ~Iggy Popモード全開でやりゃいいんだ!〟ってね。

MF: ええ、今日のライブからの写真を拝見したが、完璧でしたね!

GW: あっ、ありがとう!

MF: オーディエンスからの叫び声がすごかったですよね。

GW: そうそうそう(笑)素晴らしいオーディエンスだったな。

MF: ソロアルバムは大成功のようですが、個人的にいかがですか?後悔はしてないですよね?

GW: もちろん後悔なんかしてないよ、100%してない。音楽をやり続けるかどうか、そしてソロになるかどうかを別として、あの時は100%マイケミカルロマンスから卒業するタイミングだったから一度も後悔したことがない。恋しいことはあるよ、僕はもちろんあいつらが大好きだし、会いたいけど後悔はないね。ソロプロジェクトへの反応は想像以上だった。だって僕が想像したのはプロジェクトがゼロからスタートして、そして徐々に徐々にゆっくりと大きくなってく。でも反応がすごくてさ、先日はロシアで4500人の前でライブしたよ?そんでイギリスの会場で4000人以上の前でライブもした。アルバムはまだ1枚しかないため、ちょっと追いつけないぐらいの速さでプロジェクトが大きくなってる。

MF: ええ、本当に大成功みたいですね!ファンの皆さんすごく〝分かってる〟みたいで―

GW: そう!みんな分かってるし、好きだし、もっと欲しいし、そして僕もファンにもっと聴かせてあげたいけどツアー中じゃ出来ないよ~

MF: 作詞作曲ぐらいは出来るのでは?

GW: まぁ少しはしたよ―UKツアー中に書いた新曲やったりとか―だから新曲が出来たらハイ、セトリに入れろ!みたいな感じだよ。カバーしたいSleater-Kinney曲があれば、それもセトリに。

MF: いいですね!ここオーストラリアにも新曲を書くインスピレーションは?

GW: 滞在すればするほどきっとあると思うよ。すごく独特なエネルギーがあるよね。うまく説明できないけど、この暑さはね、なんかここの暑さはいいよね。

MF: むしむしするのに、ですか?

GW: ええ!

MF: ベタベタしないんですか?

GW: いや、僕は暑さならまだ我慢できる。寒さは苦手だけどね。

MF: そうですか?ならばロシアはいかだでしたか?

GW: 美しすぎて嫌いになれなかったよ。もう大好きだった。それにLAに住んでるから雪を見る機会があんまりないから〝ヤバい!すごいぞ、コレ!!〟って大はしゃぎ(笑)

MF: なるほど、よかったですね。その次のアルバムの話ですが、Hesitant Alienは大成功で、たくさんのマイケミファンもアルバムを応援してるみたいだね。

GW: ええ、本当にありがたいよ。

MF: そして以前からGerard Wayのファンじゃなかった人もこれでファンになったので、次のアルバムはいつリリースする予定ですか?日にちはもう決まりましたか?

GW: 今大事なのはね―まぁ予定は、っていっても僕の予定はいつも変るんだけど、一応予定としては残りのツアーを終えて、ちょっと休んで、5月にアメリカの中西部でライブやって、そして9月ぐらいにスタジオで次のアルバムをやってからまたツアーの繰り返し。

MF: またツアーに出かけますね。

GW: 今はソウルやファンクといったたくさんの新しい刺激に影響されてるけどさ、すごく面白そうなライブオファーがガンガン入って来てるから、ツアーやるかそれともアルバムを作るか、みたいな感じだよ。

MF: 人気アーティストならではの悩みですね。

GW: そうね(笑)

MF: さっきはオファーの話をしたが、他のアーティストさんとかはどうですか?有名人だし、アーティストとしてもアメージングだから、他のアーティストさんからのコラボ話はありましたか? 

GW: まだないね!でもそういうのってソロでやった方が楽な気がする。2人だけでやった方が合理的というか。好きなアーティストさんもいっぱいいるからね!Sleater-Kinney好きだし、Grimesも好きだし!一緒にコラボしから絶対いいものが作れると思うよ。

MF: Gerard Way ft. Grimes―

GW: とかね―

MF: それともGrimes ft. Gerard Way―

GW: Grimes ft. Gerard Wayね、そうかもね。僕Cedric and Omar with Antemasqueの大ファンだしね。彼らがやってることが本当好きだ。だからまぁ自分に合ったコラボはまだ見つけてないけど、いつかいいのが来るかもね。

MF: あのう、よかったら彼らはすぐそこにいるんですが。

GW: ね!角を曲がってすぐだもんね。サイン会や記者会見と同じ時間帯にライブやってるから毎回彼らのライブが見れないんだよ。

MF: ああ、そういうこともありますよね。

GW: だからライブが見れるようにサイン会を少しずらそうと思ってるよ。

MF: なるほど!しかしですね、オファーは他のアーティストさんからじゃないとダメというわけじゃないですよね?だってあなたは大スターですよ?やりたいと思えばきっとご自分でセッティングできますよね?

GW: そうかもね。でも僕はなんていうか、ちょっとひきこもりがちでさ、よくないって分かってるけど、アーティストってさ、シャイで内気でしょ?だからまぁそうだね、誰かに一緒にやらないか?って声かけようと思えば出来るちゃ出来るね。やってみよっかな。

MF: それでご一緒にどこかで隠れてやればいいじゃないですか?きっとうまくいきますよ!

GW: そうよね、それで一緒に誰とも喋らないでいられるよね

MF: うす暗い部屋にこもってね―

GW: そうそう!

MF:では、Gerard Wayの今年のご予定は?

GW: えっと~これを終わらせて、5月には中西部、そしてまだ決定じゃないけど10月に何かやるかもしれないし、あとはまたロシアに戻って全国ツアーやるかも。

MF: ワオ、すいぶんと移動が多いですね。

GW: 多いよね~

MF: 雪もたくさん、寒さにも耐えなきゃいけないし  

GW: ねっ!ワクワクするよ。

MF: ロシアの次はオーストラリアでも?

GW: ん~たぶん次のアルバムになるかな、オーストラリア。今はそう思ってるけど。

MF: 次のアルバムですね、楽しみです!

GW: ココでもっとファンベースを築くべきだと思う。だから今回のフェスは自己紹介とか握手みたいな感じでやって、そして次回はクラブでオーディエンスともっと繋がりたいね。

MF: もうちょっとこぢんまりした感じ、ですか?

GW: そうそう、そうやって(ファンベースを)築いていきたい。ココって何回も何回も戻ることになるような気がする。なんか血が騒ぐぞ。

MF: ロシアと日本もそんな握手みたいな感じでしたか?それとも―

GW: いやややや、全然違う感じだったね。分かりやすく説明するとね、マイケミが初めてロシアに行った時、タイミングが最悪だった。当時は週刊誌で色々書かれてて、それがロシアにすんごい影響があった。UKの週刊誌が僕らを死のカルトって呼んでたし、エモは危険だとか、まぁ色々あったからロシアのアリーナ公演には200人とかそんぐらいの人しかいなくて、すごくガランとしてた。暗い時期だったよ。本当、行くタイミングを完全に間違った。しかし7年後に行くと、バンドじゃなくて僕一人なのにデカイ会場でライブできたよ。

MF: 今回は週刊誌を見事に避けてますね。

GW: ええ、今回はなんとか避けたね。ちょっとびっくりだよ、だって今回はトランスジェンダーの人や自分のトランスジェンダーコミュニティーへの同情とサポートについてかなり率直に話してるよ? そしてロシアにいるトランスジェンダーのファンにも感謝の気持ちを伝えるまでしたのにぜ~んぜん問題にならなかった。

MF: ああいう国じゃかなりリスキーな発言ですね。

GW: でしょ!僕考えたよ、〝言うの、コレ?〟って。で出した結論は〝うん、言う!〟

MF: まぁ、あなただからだと思いますよ。

GW: でもちゃんと敬意を払ったと思いますよ?演説とかそういう感じじゃなくて、僕はただ―  


MF: 礼儀正しくて、ですね。

GW: そうそう。いい?ああいう決まりがある国に行くとさ、二つの選択肢があるわけ。決まりを破ってもう二度とその国のファンの前でライブをすることができなくなるか、それともその決まりをできるだけ尊重することか。それだけさ。

MF: なるほどね、安全なやり方だと思いますよ。

GW: うん、なんとなく安全かな。でもあんまり好きじゃないよね、安全なやり方。


MF: 少なくてもロシアにいる時はそうした方がいいよ。

GW: そうだね、そうした方がいい国はいくつかあるね。

MF: ではGerard、僕からの質問は以上です。貴重なお時間を頂いて本当にありがとうございます!

GW: こちらこそ、ありがとう!

MF: ありがとうございました!

GW: いえいえ!

2015年3月12日木曜日

【gerard】Kerrang! Soundwaveインタビュー+Lolaについて


Kerrang! Soundwaveインタビュー

取材者:Rod Yates
翻訳:@postmcrjapan
画像提供:@GWStreetTeamUK




〝マイキーとプレーするのが恋しかった。また近い将来にやりたいね〟

我々が待ち望んでるマイケミカルロマンスの再結成まではいかなかったが、Gerard Wayと弟さんがステージ上で再会した時、世界中のファンが笑顔になった。Gerardが兄弟愛、そしてニューアルバムの予定をK!のRod Yatesに話した。

シドニーのSoundwave Festで設置されたメディアテントにGerard Wayが入ると、1時間前のステージ衣装そのままだ。ゆったりしたスーツでところどころで汗染みが見えるけど、2時間後に行われる18時半のサイン会が終わるまで着替えなんかしない、彼はそれほどソロプロジェクトのビジュアルを重視してる。ほんの30分前に30℃の暑さの中でパフォームしたのに、彼はなんだか爽やかだ。朝からバンドメイトに吐いちゃった男とは思わないぐらい。〝ひどい車酔いしたよ〟と彼。〝朝ご飯食べてなかったし、軽く脱水症になったからちょっと水飲もうとした。それで道が渋滞してて、進んでは止まるみたいな感じでさ―僕らはシャトルバスに乗ってたけどずっとこう(揺れるマネをする)だったから吐いちゃったよ。最悪だろ。〟

Gerardはシドニーの滞在を満喫してる。インタビュー2日前はFoo FightersのサポートアクトRise Againstのライブ中にステージに上がりMisfitsのAstro Zombiesを一緒にカバーした。その前の夜はSoundwave出演のNewfound Gloryのライブに参戦。そして今週の頭では1996年にMadison Square GardenでWay兄弟が見て、マイケミ結成に大きな影響を与えたSmashing Pumpkinsのサポートアクトも勤めた。

Mikeyといえば、数週間前の東京公演でマイケミ解散後初めてGerardと共演したことでネットをお騒がせしたね。そこからインタビューを始めよう・・・

どうしてMikeyは君と一緒に東京に?

あいつは日本に遊びに来たんだ。薬物とアルコールを断って丸1年だったので自分へのご褒美として行ったと思う。あいつが〝ちょっと日本に行こうと思ってるんだけど〟って言ったら、僕が〝いいね!一緒に1曲やらない?〟って提案したらあいつが〝もちろん!〟ってさ。飛行機に乗る前に曲を覚えて、東京で合流してから一緒にDon't Tryをやった。あの曲はアルバム(GerardのソロデビューHesitant Alien)に収録しなかったけど、ファンがすごく好きみたいだし、僕もどんどん好きになってるから収録してないことをちょっと後悔してるよ。

曲中に振り向くとそこでMikeyがベースを弾いてるの見てどんな気持ちだった?

アメージングだった。お互い、一緒にプレーするのが恋しかったからね。すごくいい意味で色んな想いが甦った。振り向くと彼がそこでプレーしてる光景にすごく慣れてたし、ずっと彼がそこにいると思ったから僕は近い将来にまた一緒にプレーがしたいと思う。

彼が薬物とアルコールを絶ってから丸一年。君はどんな気持ち?

もう誇らしい気持ちしかないよ。あいつは何年も何年も依存症やうつ病と戦ってきた。僕もそうだったからよく分かるよ。あいつが自分の人生をコントロールしようとして、そして人に助けを求めて…本当、すごくえらいなと思った。誇りに思ってるよ。

彼が依存症と戦いながら君がツアー中だったね。弟さんのそばにいられなくて辛かったかな?

辛かったね。でも僕は僕なりにサポートしたよ。電話とか、メールだってずっとやってるし。あいつがまだ戦いの途中なのに僕はツアーだなんて本当辛かったけど、あいつはやっと抜け出したんだ。

彼に変化はあった?

僕から見て、あいつは安定してるし、もっと幸せになってるし、そして何よりは次何がしたいかやっと分かってきたみたい。

さっきはDon't TryがHesitant Alienに収録されてなかったと言ったが、ほかの未収録曲をいつかリリースする予定なの?

時間があればね。できたら絶対いい感じになると思うし。まだ誰も聴いてない曲―まぁ少なくてもちゃんとレコーディングされたバージョンはまだ聴いてない曲が5~6曲ぐらいある。スタジオで色々片付けなきゃいけないし、ボーカルもちゃんとしなきゃいけないし、ギターの追加だってあるし・・・あーでもデモもまだまだたくさんあるしね。

はっきりいつになるか分かる?

5月まではちょっとした休みがあるのは確かだ。なんで数ヶ月ぐらいで片付けられたらなと思ってる。

Kid NothingやCheap Lightsみたいな新曲も披露したね。Hesitant Alienの次のアルバムはどれぐらい進んでるの?

あんまり進んでないね。閃いたら書くし、そして家で書く日もある。無理矢理書いたりはしないけど、スケジュールがないとね。ずっとコミックとか書いてらんないよ!でもSoundwaveから帰ったら作曲作詞を本格的に始めようと思ってる。大半は夏にやるだろうね。

取材で次のアルバムにソウルやファンクの影響も入ると言ったが、どうですか?

ええ、入ると思うよ。僕のサウンドに今最も取り入れたい要素だし、すごく興味があるんだ。今までとまったく違うし、まだ挑戦したこともない。レコーディングが始まるとどうなるか分からないけど、とりあえずはそういう考えなんだ。

レコーディングを始まる日にちとかはもう決まったの?

10月かな。

君のライブから見ると、もう一つ最近よく考えてることはトランスジェンダーとトランスジェンダーの苦労。毎ライブにオーディエンスに話しかけて、サポートをしてるというメッセージを伝えてるが、いつからこれについて話そうと思ったの?

ソーシャルメディアのおかげで意識するようになった。妻もトランスジェンダーの友達が何人かいて、彼女の話とかにも影響された。でも基本的にはTwitterとソーシャルメディアを使ってるうちに(トランスジェンダーの)現状に詳しくなった。若者に大きな変化が起こってるみたいで、みんな苦労してた。でもね、リコンディショニングプログラムみたいなすごく嫌な一面も見えてくるよ。ああいうプログラムで生まれつきの性別を変えようとしてる若者の気持ちを強制的に変えようとするよ、ひどいもんだ。だからそういう若者には特にサポートが必要だと僕は思う。まぁ若者みんなには必要なんだけどね。

トランスジェンダーの人から反響は?

あるよ。毎日あるよ。ライブで会ったりとか。時間がある時はライブ後にミーグリするんだけど、毎回トランスジェンダーやノンバイナリーのファンが結構いるよ。

君の音楽がそういうファンに安心できる場所を与えてくれてると思うの?

僕は表現豊かで芸術的だから、そして表現するのに恐れ知らずだから、それに共感してライブで安心できるかもしれない。だってトランスジェンダーの若者って恐れ知らずじゃないとね。そこで何かのつながりを感じるね。

自分自身もジェンダーアイデンティティーで苦労したことは?

ないね。少年時代とか10代の時ちょっと混乱したことはあったかもしれないけど、僕はずっと自分が男だと思ったよ。

さっきはずっとコミック書いてらんないよと言ったけど、Umbrella Academyはどう?順調に進んでる?

今はアウトラインの段階で、Gabrielは4月に描き始めるからあと2週間で台本を仕上げる予定。だから帰国するとすぐアウトラインを仕上げて台本に取り組むんだ。すごく楽しみにしてる。

びっくりする展開とかはあるかな?

もちろんあるよ。今までで一番好きなストーリーかも。過去の2作とだいぶ違う。

どう違うの?

Umbrella Academyはもちろん出てるけど、最初は他にも色んなキャラクターにスポットを当てる。たとえばUmbrella Academyのみんながまだ子供だった頃に悪党に何があったのかとか。マイナーキャラクターの過去とかを取り上げてみた。そしてUmbrella Academyの個人の話も出る。The Rumorの娘の話や、娘や元旦那との関係とか。

最近はスパイダーマンも書いたよね?

Edge of Spider-verse(去年の10月出版)1冊やった。本来のスパイダーマンと違う世界をテーマにしたシリーズだから、Marvel編集者Nick Loweが僕に何をやってもいいよって言ってくれた。それで僕はスパイダーという機械を思いついて22ページぐらい書いた。その世界で色々遊ぶのが楽しかったよ。そしてDaredevilも入れたからもう最高だった。

また音楽の話に戻るけど、Hesitant Alienについてびっくりしたフィードバックはあったの?

アルバムについて言われて嬉しかったことは、聴くと何かがしたくなるということだった。僕はそのためにやってるんだ、人にアートや執筆とかそういうのインスパイヤーしたい。

ソロアーティストとして学んだことは?

自分がやってることが大切だと思えること。自分がやってることの主導権をしっかり握ること、受け入れること、そして楽しむこと。ソロアーティストとしてはストレスがすごいよ―全てが自分の責任になるから。でも心から楽しめることができるようになる。人が自分のライブに本当に行きたいんだってことも受け入れるようになるし。マイケミの時だってそれがあまりできなかったんだよね〝あ、人は僕らが見たいんだ〟ってね。だからまぁ慣れることが多かったかな。

ソロになることに対しての先入観を持ってた?そしてその先入観は変わった?

(しばらく黙り込む)頭では楽になるだろうと思ったけど実際は同じぐらい大変で、そして時にはもっと大変なんだ。でも僕はクオリティーを大切にしてる人間だからかまわないよ。少なくなった給料で倍の仕事したって全然かまわないんだ―楽しいから。

【Lolaについて】
ふわふわの仲間の進化をGが説明する

はい、Lolaとはどういう生物だとかはっきり分かる人、手を上げて~ うん、僕らもさっぱりだ。そしてGerardもまだ把握してないみたいだ。彼は最近あのピンクの仲間を〝ポジティブで不思議、ユニークな生物だ〟と説明したが、それよりも・・・〝Lolaは友達みたいなもんだ、架空の友達さ。Lolaは冒険の仲間だし、ずっとうまく説明できなかったけど、Lolaの性格と声が僕のやってることの大切な一部になってる。Lolaの中の人はすごく面白い人で僕に色々気付かせてくれるんだ。Lolaからた学ぶことがたくさんあるよ。〟な、なるほど・・・?

2015年3月4日水曜日

【gerard】 【動画】WOW TV取材(ロシア)

WOW TV(ロシア)



取材者:WOW TV
翻訳:@postmcrjapan


やぁ、僕はGerard Way、そしてこれからは僕の大好きなPVの話をするから見てみてね。 




最初のPVと僕が人生で一番好きなPVはSmashing Pumpkinsの〝Today〟―




コレといった好きなところは特にないんだけど、色使いはすごく好きだし、そして16歳の僕に感じさせたことはね、なんだろう、説明できない気持ちにさせてくれたよね。このPVはその気持ちをうまく表現できてるような気がする。

次の好きなPVはLushの〝Ladykillers〟―




バンドとして成長して、そして初めてアメリカでヒットした曲だからこのPVは印象に残ってる。ちょったグラムっぽくなったLushもいい感じだと思ったしね。一番好きなLushアルバムは〝Split〟なんだけど―すごくおすすめだよ―まぁ全アルバム好きなんだけどさ、〝Ladykillers〟は〝Split〟の次のアルバム〝Lovelife〟に収録されてる―アレもおすすめだよ?―とにかくこのPVは好きだった。

次の好きなPVはManic Street Preachersの〝You Love Us〟―




結構クレージーなPVだよね、タイトルと曲自体もそうだけど、本当にクレージーだ。PV中にはクレージーな展開ばかりでさ、でもキレイに撮影されてるよ。なんかManic Street Preachersの映像版みたいな感じで好き。

次の好きなPVはSupergrassの〝Caught by the Fuzz〟―




僕にすごく大きな影響があったし、美大の1年生の時のすごく好きなアルバムだった。この曲のエネルギーが好き、そしてPVの無邪気さも好き。なんか、ツアー中に撮ったみたいな感じでさ、曲の本質をよく捉えてる。

 僕のもっとも好きなPVの一つはThe Pixiesの〝Velouria〟―



スローモーションで撮影されてさ、バンドがただ石を飛び越えるだけ。他の展開も何もないわけ。曲もすごくいいよ。噂ではThe PixiesはPV作りがあんまり好きじゃったらしくてさ、このPVを見るとさ、ほんの5分ぐらいで撮影されたってことはよく分かるけど、僕は好きだ。

次の好きなPVはPulpの〝This Is Hardcore〟―




えーっとすごく映画のようなPVで―たぶん当時見たPVの中で一番映画っぽかったかな?―このPVはそういうドラマチックなPVを初めて味わせてくれた。そして僕はマイケミカルロマンスでその世界感を再現しようとすることになる。色使いもね、このPVの色使いの何かが僕にそごく響いたよ、当時も今も。そして曲も素晴らしい。

次の好きなPVはMorrisseyの〝The More You Ignore Me, The Closer I Get〟―




このPVも〝Ladykillers〟と同じようにMorrisseyがアメリカで爆発的に大ヒットした瞬間を捕らえたPVだ。Morrisseyはアメリカでずっとファンがいたけど、まだ若かった僕がたぶん初めて普通にラジオ聴いてたのはこのPVの時だった。PVはすごくいい感じでMorrisseyと彼のバンドのいいところを全て捉えてると思う。最高だ。

次の好きなPVは、えー〝Helena〟で、もちろんマイケミカルロマンスも僕も出てる。選んだ理由はバンドのとある瞬間の本質を捉えたからだ。あのPVのエネルギーはプロジェクトのエネルギーそのものだし、僕らの気持ちもファッションもそのまま表してる。それにあの時はスタートじゃなかったけど、バンドとしてはまだ若かったの時期だったし、うん。そうだね、あれは〝Helena〟だ。 




次の好きなPVはDavid Bowieの〝Heroes〟―




これはね、たぶんカメラ2台のみで撮ったと思うんだけど、基本的には彼の歌ってる姿のワンフレームをフェードインフェードアウトしてるだけ。曲もすごくシンプルでさ、パフォーマンス的に―PVで〝Heroes〟が唯一変わるところはボーカルなんだけど、だんだんだんだん激しくなっていくんだ。そして最後の方はもう強烈なの。あの変化のおかげこの曲はすごいんだ。そしてPVの一番いいとこはそのだんだん激しくなる過程が自分の目で見れるとこだ。


2015年3月2日月曜日

【gerard】【動画】On The Road #8 GERARD WAY (Jackie Crash)

On The Road #8 GERARD WAY (Jackie Crash取材)


取材者:Jackie Crash
翻訳:@postmcrjapan


やぁ、僕はGerard、そしてこれはJackie Crash。




ありがとうね、コレ。本当にありがとうございます。すごく好きだ―うん、彼のアートを見るの初めてだよ。

【ヒーロー】

ちょっと考えさせて・・・影響を受けたヒーローの大半はフィクション(架空の人物)だったからね、ほら、Luke Skywalkerとか。でも音楽的にいうとやっぱりBilly Corgan、うん、彼は僕にすごく大きな影響を与えてくれた。




【パワー】

僕のクリエーティブパワーは外部から来てると思うんだよね。これが出来るのはある種のギフトみたいなものだと考えてる。どっかの大いなる力というか、エネルギーに繋がってるからこそアートが作れるし、そして作りたい、作らなきゃ!という創作意欲もずっと湧いてるんだと信じてる。そうだね、僕は間違いなくドリーマー(夢想家)だね。常に空想してるか、頭ん中でストーリー考えてるとか、とにかく何かを考えてるんだね。本当よくあることだ。




【フード&ドリンク】

今はキヌアにハマってる、もう大好きだ。すごくヘルシーだし、スーパー穀物とかスーパーフードみたいものらしいよ?大好きだよ、キヌア。

Jackie: 2013年6月のツイートだが―


〝本日から僕は動物由来のものを口に入れません。#乳製品と蜂蜜は別だ #食べ物の話だよ〟

はい、えーちょっと(ベジタリアンから)離れたけど今はちゃんとやってる。えっと現在は(肉)食べてないんですごく嬉しいよ。僕、肉食べるのが全然好きじゃない、嫌いだ。ちゃんとしたベジタリアンでいるのが大変だからベジタリアンになると僕はすごく不健康になる傾向があって、やがて仕方なく鶏肉を少し食べることになったりとか、でも好きじゃないんだよね、昔からそうだった。好きな飲み物はコーヒー。




【映画】

好きな監督さんは~ん~いい質問だね。たぶ~んDavid Lynch・・・が一番好き。

Jackie: 彼の(何回聴いても聴きとれなかった・・・すみません)観た?

観てない!PV作ってたんだ~知らなかった。1~2年前にNine Inch NailsのPVやったよね、2年前だったかな?アレすごく好きだったよ・・・えっ?好きね映画キャラクターって?Luke Skywalker、彼は子供のころから僕のヒーローさ。




【靴下とポケット】

Jackie: インスタで見たけど、君は靴下の写真をよくアップするよね。

するよ~

Jackie: 今履いてる靴下見せてもらっていい?

いいよ、見てみよ・・・今日はどれかな―そうだ、これは僕のオフステージ用のやつだ。J-Crewの日本の織物的やつだったかな?J-Crew大好きだから。




Jackie: ポケットに何が入ってるの?

スマホ―これだけ、うん、これだけだね、他に何もないんだ。あっユーロもちょっと。ハイ、ポケットに入ってたのは50ユーロとスマホでした~


【最後に聴いたのは】

DJ ShadowのEndtroducing。Jamesがバックステージ―で流してて再び好きになったからまたダウンロードしたよ。DJ Shadowはよく聴いてる。




【初ライブ】

僕の初ライブはBruce Springsteenだった。Brendenburg Arenaでやったけど、あれはNew Jerseyにあるでっかいアリーナなんだけど、お母さんと一緒に行っててさ、Born in the USAツアーだったな~6夜連続ソールドアウトとかね。だから僕の初ライブはアリーナのロックツアーだった。8歳だったかな?でもすごく鮮明に覚えてるよ。僕らはバルコニー、いや、すごく上に方の席さ、ほら、アリーナってめちゃめちゃ高いとこまで席あるだろう?僕らはそういうとこだった、一番上の。その時は、バンドすごくちっちゃく見えるんだな~と思ったの。そして自分がアリーナツアーに出るようになったら、自分も思った―あ~僕らきっとちっちゃく見えるんだろうな~って。だから僕は上の方にいる観客を積極的に見ようとしてた。僕、君たち見てるんだよ~みたいな。

【コミック】

Hesitant Alienが出来た時、コミックを描く機会があったのでVertigo Anthology for CMYK、そしてSpider-manも一冊やった。すごくエキサイティングだった。だって、同じ1ヶ月でアルバムもコミック2つも出ていたよ。最高じゃない?今はUmbrella Academyシリーズ3やってるし、そして4月になったらGabrielはそれを描き始める予定。それが次のプロジェクトだ。

【フェミニンの視点】

うまく説明できないよ―僕の手本となった人物は女性だったからか、お父さんが女性を尊重したから若いころから女性は尊重すべきだと教えられたからか、分からないけど、女性とすごく共感してた。不思議だけど―僕はスポーツとか男らしいことが好きじゃなかったし、攻撃的でいることにまったく共感できなかった。僕はアーティスティックな部分と女性らしい部分に共感しただけなんだ。




Jackie: 男性はお金を稼いで、そして女性は家で育児と炊事や掃除をすればいいという世間の考え方に反対?

そう、僕はずっと反対してるよ。祖母はね、たぶん仕事に出たかったと思うんだけど、止められたんだと思うよね。


2015年2月26日木曜日

【gerard】【動画】Smash Press取材


Smash Press: Gerard Way Interview




取材:Smash Press
翻訳:@postmcrjapan
字幕制作:@shelly1904

(Smash Press, Gerard Way) 
 
僕はGerard Way、そしてこれはSmash Press。


調子はどうですか?

すごくいいよ。え~うん!よく眠れたし、サウンドチェックもやったし、全て順調だ。



だいぶ前にマイケミのサードアルバム後はバンドを辞めたかったというニュースがあったのですが、それについてもうちょっと詳しくお話して頂けますか?

それについてはもうたくさん話したし、手紙だって書いた。なんかもうそういう時期だと思ってたんだよね。ん~終わり方も終わり方で―うん―もうね充分話してきたからさ、これ以上―なんだろね―僕が毎回毎回説明しなきゃいけないみたいな立場になるのはイヤよね、分かる?



マイケミとGerard Wayとの大きな違いは何ですか?そしてその違いについてはどう思いますか?

ん~両方とも同じようにアートを創作してると思うんだけど、コラボの面ではもちろん違うんだ。だって今回は(マイケミと)同じようにコラボできないからね。えーでも自分が何をやっても必ずマイケミカルロマンスからの何かが入ると思う。でもまぁ確かに違う感じだよね。もうちょっと大人っぽいっていうか、かな?うん。



ライブでやりたい特別なマイケミ曲ってありますか?

実はあんまり考えてないんだよね。まだそういうタイミングじゃないって感じでさ、だからまぁそういうタイミングになったら考えようっかな~って。



久しぶりのオランダですが、どういう気持ちですか?

嬉しいよ、オランダが恋しかった―ん~うん―恋しかったよ。ヨーロッパでツアーするのも、ファンのみんなも、ライブやるのも全部。ライブが一番大事なんだけどね。僕にとってはライブこそ全てだ。なんだろうね?ライブが恋しかったっていうのは(ツアー中に)あんまり街に出られないし、観光とかしようと思わないから、ね?ずっとバスからバックステージへの繰り返しだけさ。全てがライブのためなんだから、ライブが一番恋しかったよね。ファンも街も恋しかったね。




1人でのレコーディングはいかがでしたか?

え~と、レコーディングは順調だったよ。アートを創作する上で向き合わなきゃいけない問題点は前(マイケミの時)と同じだったし。立ち上がってやるしかないんだもんね。でも今回学んだことがあって、それは朝起きて、娘を学校に送って、そしてすぐに仕事に取り組むようなレコーディングスタイルだ。バンドはね、普通そんなことしないよ。普通なら15時か16時にスタジオに集合して、そんで17時とか18時ぐらいに勢いがついて、で22時ぐらいにいい感じになってきて、たまには朝3時ぐらいにやっと終わるんだ。僕はもうそんなことが無理だった。でも逆によかったよ、おかげで朝ちゃんと起きれるようになったし、きちんとしたスケジュールの中で働くようになった。



音楽的にとても謎めいてるようなアルバムだと思いますが、いかがですか?

そうだね、今回のアルバムをちょっと抽象的にしようとした。あんまりはっきりしたメッセージを伝えようとしなかった。色んなことに挑戦しようとして、そしてそうだね、時にはちょっと謎めいた感じで、ちょっと抽象的にしようとした。リスナーに何を言ってるとか、どんな風に言ってるとか考えすぎて欲しくなった。何かを言ってるんだ~ぐらいの意識がちょうどよかったから今回は純粋にメロディーを優先させたかった。



あなたはたくさんの素敵な靴下履くんですが、今はどんなの履いてますか?

今はこの水玉柄のやつ。ね?Stanceという会社がね、僕にすごくいい靴下いっぱいくれたんだよ。



先日はライブではなくスピーチをしたが、どうでしたか?

え~普段はそういうのすごく緊張するけど、また招待されてて本当に光栄だった。Black Paradeのツアー中にもそこでスピーチしたけど、今回もスピーチできたから嬉しかったね。スピーチの内容はアーティストでいろこと。自分はアーティストとして本当に成功したって思うことは絶対ない―でも実は、それがすごくいいことなんだ。来年は何してるだろう?とか考えさせられるから。たくさんのアーティストが〝来年はこういうのできないかも〟とかよく言うけど、それね、本当はね―とてもいいことだと思わなきゃ。そうすると自分のアート創作に開放感が得られる。もう2度とチャンスが来ないかもしれないからこそ、今は自分のベストと尽くして一番クレージーな作品を作ってみること。



〝How It's Going To Be〟は色んなハッピーな影響を受けた曲だと思うんだけど、次のアルバムは似てるサウンドになりますか?

あの曲はあの曲で―次のアルバムはどんなサウンドになるかというとね〝Get The Gang Together〟みたいな感じかな。そういう方向に向かってる。もうちょっと薄汚れた感じとか?もっとグラムロックっぽい感じになると思うんだ。



もし二つのバンドとツアーできたら、どのバンドを選びますか?

ん~~~えっと~二つのバンドとツアーか(小声)・・・ ・・・たぶんPulpとMorisseyかな



Smash Pressの読者にメッセージはありますか?

はい!よくステージで言うのは〝自分の人生を自分だけのアートにして〟―別にアーティストじゃなくてもできるんだからさ、獣医師でも車の整備士とかでも、なんでもいいよ。自分が本当に好きな事を自分のアートにして。