ホームを思い出す曲は・・・ JawbreakerのJinx Removing 〝Jawbreaker大好きやわ。天才のパンクバンドで俺が愛してやまない90年代のエモにもすごい影響を及ぼした。ホームを思い出す理由はJinx Removingは俺と嫁の曲じゃし、収録されとるアルバム24 Hour Revenge Therapyも大のお気に入りじゃけん。〟 ミュージシャンになろうと思わせた曲・・・ Wilbert HarrisonのKansas City 〝Kansas Cityみたいなブルースのスタンダード曲かな。俺はよく親父のドラム演奏を見に行ったりしよったけど、親父のバンドはいつもこういう曲やりよったんよ。一回ね、俺のバンドにも演奏しとったこともあったよ!ドラマーが急に辞めちゃってさ、親父が俺らのニュージャージーライブのため、わざわざフィラデルフィアから車で来てくれたんよ。そんで終わったら自分のライブのためまた車でフィラデルフィアへ!〟(メモ:車で2時間程度) 歴代ベスト歌詞の曲は・・・ American NightmareのFarewell 〝ボーカルのWes Eisoldは素晴らしいリリシスト(歌詞を書く人)じゃけど、この曲は特に素晴らしいわ。めちゃくちゃええ本も出版しとるよ―例えばDeathbedsとか、アレはすごいわ。なんだろ、すごく頭がええやつや。American Nightmareは長い間解散しとったけど、最近はまた活動再開してまだまだファンタスティックじゃ。ライブ見たことない人とか、バンド自体聞いたことない人にぜひ聴いてほしいんよ、ほんまええ音楽じゃ。〟 自分が書いた曲の中でのベストは・・・ My Chemical RomanceのThe Black Paradeに収録されてる〝とある曲〟 〝ん~なんじゃろ・・・自分が書いた曲とすごい愛憎関係あるけぇね。自分が一番誇りに思える曲はまだ書いてないかも。〟 歴代ベスト曲は・・・ Louis ArmstrongのWhat A Wonderful World 〝ほんま美しい曲なんよ。歌詞やメロディーで鮮明で美しい絵を描くような曲。自分の経験から言うと、この曲を聴くほとんどの人は何かしらの思い出を思い出す。Louis Armstrongのボーカルパフォーマンスもユニークで魅惑的。あんなボーカルあんまないよ?イントロが流れると誰の曲だとかすぐ分かるもん。こんなにええ曲に反論できんじゃろ!〟
最後聴いた曲は・・・ Joyce ManorのChristmas Card 〝この前Joyce Manorのライブに行ったけど、なんかわかったかどうか分からん。人生で最高のライブだったのか、最悪だったのか分からんけど、ライブが終ったらバンドにハマったという実感は確かにあったんじゃ。この曲はオープニングトラックとして最高。最近のバンドはそれがわかってないんよ。だって第1曲でリスナーがはまらんと他の曲がどんなによくたって誰も聴かんけぇ。〟 泣きたくなる曲は・・・ Sarah McLachlanのAngel 〝アメリカでは動物チャリティーに寄付を促すCMがあるんじゃけど、CMの冒頭で歌手Sarah McLachlanがソファでめっちゃかわいい子犬と一緒に座っとんよ。それはそれでええんじゃけど、曲が流れ始めるとさっきソファで座っとった子犬の過去が映し出されて、もう暴力とか飢えとかひどいことばかり。最悪じゃ、胸がえぐられるよ。〟 ステージダイブしたくなる曲は・・・ Black FlagのNervous Breakdown 〝最後にステージダイブしたのはKeith MorrisボーカルでFlagのニューヨーク公演じゃった。Nervous Breakdownやった時はもう、何かが壊れちゃってさ!ちゃんとしたステージダイブじゃなかったけど、バリアまで行けてさ、そんでバリアから飛んだけぇ、カウントされるかな?あのクレージーな一瞬のダメージはその後何ヶ月も感じとったわ。でもしょうがないんじゃ、Nervous Breakdownは最高のパンク曲の一つじゃけぇ。〟 カバーしたい曲は・・・ RamonesのRockaway Beach 〝過去に何回か曲をカバーしたことある、マイケミとのカバーとか、今のバンドとのカバーとか。Jawbreakerの曲もじゃけど、RamonesのRockaway Beachカバーしたいのぅ。だってRamonesじゃ!何も言う必要ないわ。〟 一番演奏が難しい曲は・・・ Van HalenのEruption 〝うわ、難しい曲いっぱいあるやん!ほうじゃね、じゃVan HalenのEruptionにしよ。ギターじゃもはや不可能じゃろう。正直言うと、俺はVan Halenがあんま好みじゃないな。ああいう巨匠的なことは好きじゃないけぇさ。でも逆に人が俺によく言うのは「ああ~あんたってあのワンツーファックユー的なパンク野郎だ!」それでもやっぱりVan Halenみたいなクソは嫌いじゃわ。〟 歴代最悪の曲は・・・ EaglesのHotel California 〝ヘビーすぎるよ、まったく入り込めんわ。愛されとる曲なのは分かるけど、もうオーバーで長くて耐えられん。理屈はこうだ―地球に何?60億人くらいおるじゃろ?全員にアンケートしたらピザが嫌いな人は一人ぐらいおるじゃろ?そういうことじゃ。Hotel CaliforniaかDon McLeanのAmerican Pieかな、もう二つとも最悪や!〟
作曲作詞:Electric Century (Mikey Way, David Debiak, Justin Siegel) 翻訳:@postmcrjapan 字幕制作:あゆさん(@shelly1904) I came on the radio on your porch Playing songs that remind you of that time When you got high You sit around, just talking to your girlfriends Saying I was just a little more than something fine Well I've got mine 君のベランダのラジオに俺が流れてきた ハイになったあの時を思い出す曲を プレーしてた 君は座りながら女友達とお喋りして 俺の事はいい男だけじゃなかったと言う でももうどうでもいい I don't need you to call Wish that there was something in me you saw Wish there was something about me I could find to change Because baby, I was crazy to let you get away 君はもう電話しなくていい 俺が特別だと思ってくれればよかったのに 自分に直すところを見つければよかったのに だってベビー、君を逃した俺はどうかしてた I can hear the radio in my car Playing songs that remind me of that phase When life was just a game I can see there's nothing left around me All the boys moved out and left me here to waste Like I've been erased 車の中でラジオが聞こえる 人生がただのゲームだった時期を思い出す曲が 流れていた 自分の周りには何も残ってない ボーイズはみんな家から出ていて、俺が一人で腐るように置き去りにした まるで俺が消されたかのように I don't need you to call Wish there was something in me you saw Wish there was something about me I could find to change Because baby, I was crazy to let you get away 君はもう電話しなくていい 俺が特別だと思ってくれればよかったのに 自分に直すところを見つければよかったのに だってベビー、君を逃した俺はどうかしてた I can see the shadows of my old street I remember days when I was not so lost When did I go soft? Now I pick my head up in the daylight Drive for miles until I hit the dead moonlight Until I am right 前に住んでたストリートの影が見える こんなにも迷ってなかった日々を思い出す いつこんなに弱くなったんだろ? 昼の明かりで頭を上げて 死んだような月明かりに辿りつくまで何マイルかも車を走らせる 自分がまともになるまで
I don't need you to call Wish there was something in me you saw Wish there was something about me I could find to change Because baby, I was crazy to let you get away 君はもう電話しなくていい 俺が特別だと思ってくれればよかったのに 自分に直すところを見つければよかったのに だってベビー、君を逃した俺はどうかしてた Because baby, I was crazy to let you get away だってベビー、君を逃した俺はどうかしてた
Come on baby Come on baby Come on baby Because baby, I was crazy to let you get away
ベビーお願いだ
ベビーお願いだ
ベビーお願いだ だってベビー、君を逃した俺はどうかしてた
Leelahの死がこれほどToroに影響を与えたにはもう一つの理由があった。一年ほど前に彼が似てる出来事で曲を作ったからだ。アリゾナ州で宗教の理由でゲイやレズビアンなどの方にサービスを断る権利を経営者に与える法案に激怒したToroがギターで反論して〝For the Lost and Brave〟を作曲作詞した。そしてその時の気持ちが今回の自殺とトランスジェンダーコミュニティーにも当てはまると彼は気づいた。
マイケミカルロマンスのメンバーとしてもToroは決して人権を求める社会活動家ではなかった。ほかのメンバーだってそうだった。どうでもいいというわけではない(実を言うとその反対だった)が、マイケミはそのために活動してたというわけじゃなかった。だからと言って人の窮状に無関心というわけでもなかった。Toroがマイケミの三枚目のアルバムThe Black Paradeへの反応やファンへのいじめ、特にメキシコで起こった変わった格好をしたファンへの暴行〝エモ反対運動〟に深く影響された。
ToroにとってFor the Lost and Braveは大事な曲だ。マイケミの時はGerard Wayが歌詞を書いて、そしてToroが音楽の大半を担当した。しかしソロになった今、作詞や一人で歌うことを学ぶ必要があった。インスピレーションに対しての考え方も変えざるを得ない大変な道のりだったが、For the Lost and Braveがそれを変えてくれた。
いや、うん、解散後だったな。時々ちょっとしたメロディーやリフが思い浮かんでたけど、マイケミの曲に絶対なれないもんだった。遊び半分でやっただけ。でも〝She's the Prettiest Girl at the Party and She Can Prove it with a Solid Right Hook〟のイントロと最初のコードプログレッションは結構前から思いついてた。曲になると思わなかったけど。50年代のサウンドで好きだった、それだけ。〝Stage Four Fear of Trying〟とかは違う形で完成したけど、あんまり好きじゃなかった。後で友達のポッドキャストに出ることになって、〝ついでになんか歌ってくれれば嬉しいけどなー〟って言われた俺は〝曲なんかないよ!〟って。だから放送の前の夜にあの曲(〝Stage Four〟)になる曲を仕上げたよ。
俺がファンとしてライブに行く時、その差がすごく好きなんだ。セットを波みたいに乗りたいんじゃ―最初はどっかんとデカくスタートして、そして落としてからはまた盛り上げていくのが理想的。今回のライブはさ、〝(She's the) Prettiest (Girl at the Party and She Can Prove it with a Solid Right Hook)〟やろうと思ったけど、毎回やる曲なんだけど、ちょっと厄介な曲で、特にサウンドチェックしない時とか、サウンド担当の人よく知らない時とかさ。あの曲をうまくやるにはちゃんと音が聞こえてないとダメなんだ。大惨事になりかねないだから俺らは〝今夜はうまくいかんかもしらんから、あの曲は辞めとこう〟って決めた。