2015年1月22日木曜日

【frank】【動画】DIYクリスマスの思い出



DIY Mag: Frank Ieroのクリスマスメモリーズ

取材者:DIY Mag
翻訳:@postmcrjapan

hey i'm frank iero from frnkiero andthe cellabration
どうも!frnkiero andthe cellabrationのフランクじゃ。

えーと昔のクリスマスじゃけど、俺はまだちっちゃかったけぇ~6才じゃったかのぅ、もっと若かったかのぅ、5才か6才で、そんで俺の部屋から出ると親父がさ、いつもこういうどデカい、ほんまに巨大なビデオカメラを設置しとったんよ。映像がちゃんとフィルムに写されるように眩しいほどの照明も設置しとってさ、こりゃもう100万年前の話じゃ、みんながまだそういうのやっとた頃さ(笑)




で、階段を下りてラッピングされてプレゼントが何個かあって、それらを開けたりして。ほんでなんかこう丸いやつがあったんよ、こんぐらいの。



あれだけは親父が開けさせてくれんかったんよ。〝あれは最後に開けるんじゃ〟 ってのぅ。そんで俺は分かったっつて、靴下の中のちっちゃなプレゼントとか開けたりしたらやっとあの時が来たん。親父が〝よし、これはお前のスペシャルプレゼントじゃけ、準備はええかい?〟俺がうんって言って座ったら親父が〝準備はええかい?〟でカメラを目の前に構えて、俺がプレゼントを開けた。



そんでプレゼントが、なんかプラスチックのタイヤーじゃった、こんぐらいのやつさ。



俺はまだちっちゃかったけど、それでも思った。このプレゼントを喜ばんと親父は悲しむぞっと。ほんで親父が〝どうじゃ?嬉しいんかい?嬉しいんかい?〟何回も何回も言うてさ、ほいで俺は〝うん、嬉しいよ・・・!〟って言うて泣き出しちゃったんよ(笑)



親父は俺の事笑って、タイヤ―は地下にあるビッグホイール(おもちゃの車)のパーツじゃと明かしてくれて、後で組み合わせてやるって。しかしのぅ、その後は全然組み合わせてくれんかったのがオチじゃ(笑)。

2015年1月21日水曜日

【gerard】【動画】マイキーへのメッセージ


マイキーへのメッセージ

翻訳:@postmcrjapan

知ってると思うんだけどさ、僕と弟がね、弟のマイキーと僕が人生と大半をさ、まぁそんなにオープンにしてない時もあるからあいつの言い分までは言えないけど、僕らは長年精神的に色々あってさ、お互い結構大変だったよ。僕らはアンバランスになったりする時があるんだけど、今はあいつのこと、あいつの現状をすごく誇りに思ってる。あいつが一緒にステージにいなくて寂しいよ。そんであいつの幸せを心から願ってる!あいつに聴いてほしいよ、コレをユーチューブで観てほしいよ、アイファッキンラブユー(めちゃくちゃ愛してる)だから!!

2015年1月20日火曜日

【gerard】【動画】Armazém, F ポルトガル取材


Armazem F, ポルトガル取材

取材者:Canal Cascais
書き取り、翻訳:@postmcrjapan

Canal Cascais(以下CC):リスボンのリスボアにマイケミカルロマンスがライブをしたが、僕が想像するビートルマニアに一番近い現象が起こったと思います。

Gerard(以下G):ええ

CC: あんなにたくさんの観客初めて観た、まるで体が浮いてるようだった。マイケミのライブはいつもあんな感じだったんですか?

G: マイケミがあるレベルに達したら、ずっとあんな感じだった。でもどんなバンドでも、若いファンとあのレベルになるとね―あの経験は変わらないと思うんだよ。若者に響くバンドなら誰もがそうなるよ、ビートルズでもメヌードでも、みんな一緒。変わらないと思うよね、衝撃的で―

CC: 今で言うと1Dみたいですよね?

G: そうそう、1Dもああいう感じのバンドもまったく一緒。衝撃的で、すごく理解されにくくて―

CC: しかしそのレベルまでいくバンドは少ないのでは?

G: うん、そうかもしれない。僕らには色々と大変だったけど、最終的にはポジティブだったので― 

CC: 未来への道がたくさん開けてきますよね?

G: 開いてくれる時もあれば扉を閉める時もあるよ。若者にヒットしたら、たくさんの扉が閉まる。もし若者にヒットしてなかったら開いてたかもしてない扉とかもね。その壁を乗り越えたのはビートルズぐらいだよね、幸いなことに。若者にヒットして、そして突然大人も楽しめる芸術的な音楽を作り出したのはビートルズだけだ。そのシフトは難しいよ。ロビーウィリアムズもできたかな・・・?

CC: 長年のファンは相変わらず情熱的ですか?

G: 音楽に対してはまだまだ情熱的だよ。マイケミは大人にも響くバンドだった。そして今はソロとして長年のマイケミファンにも大人にも同じように響くことができる。長年のファンはね、みんな・・・アートを見てるだけで嬉しいと思うんだよ。みんなすごく芸術的だ、それが一番ぴしっくり来る言葉だね。マイケミのファンや僕のファンを想像するとみんな表現力がすごくてさ、作家とかアーティストとか、それとも普通に仕事を通してクリエーティブなことを楽しんでるとか、そしてまた獣医師さんもいて動物の助けをしてるとかね。でもみんなすごくポジティブだよ。

CC: いいことですね。ファンがいい人って本当いいですよね!

G: そう!ファンがいい人って本当に嬉しいよ!

CC: 例えばあなた自身が自分の好きなアーティストに会って、そしてその人もいい人だった、みたいな感じですよね?

G: 本当にそうだよ、初めてそうやって言われたけど、アーティストがいい人であるように、ファンもいい人であるのも大切。僕らに会うファンが緊張するように、僕らも緊張するよ。〝どうかいい人でいてくれ~〟ってね。

CC: それでは〝Hesitant Alien→躊躇するエイリアン〟ですが、エイリアンはなぜ躊躇してますか?

G: タイトルは僕の事で、世間の前で僕がすごく躊躇することについてだ。なんかさ、自分のバンドが、いや、バンドメンバーになるとみんな普通のやつらでなんかギャングみたいなんだけど、突然ブレイクすると自分にとっては居心地悪いシチュエーション、例えばレッドカーペットを歩いたり、若者向きのMTV番組に出演したりとかね、そういうことに余儀なくされる。僕らがすごく攻撃的なバンドでありながらも、世界中でこういうことやらされた。

CC: 消えたりはしないですよね?

G: ん~どう、どう―

CC: その気持ちが消えたりはしないですよね?

G: そうだね、消えないね。僕が一番普通でいられるのはステージの上か自分の家の中だけ。空港の中とか、街でぶらぶらする時の自分があんまり普通って感じがしない。僕のアルバムのレビューはみんなすごくポジティブで、そしてたまにポジティブなレビューからも学ぶことがある。たとえばあるライターがアルバムをレビューしてくれたけど、その記事の中で自分でも気づいてなかった影響についてたくさん書かれてさ、面白かったよ。

CC: いい音楽に出会える新しい方法ですね。

G: ねっ!アルバムのレビューから!

 CC: またスケールの大きいドラマチックなアルバムを作ると思いますか?

G: もちろんだよ。でもやりたいかどうかによるよね。たとえば僕がBlack Paradeをやった時、コンセプトに集中して、その時にやりたかったことを自分のやりたいようにやった。いつかはまたそういうのがしたくなるかも。もしかして次のアルバムがそうなるかもしれない、まだ分からないけど、次はもっとコンセプトを使うような感じなんだ。ドラマチックになるかどうか分からないけど、僕はずっとストーリーを伝えようとしてきた。Hesitant Alienだってルーズだけれどもストーリーがある。僕は基本的にストーリーテラーなんで、コミックやアート、音楽でストーリーをみんなに伝えていきたい。



【frank】The Songs That Saved My Life取材

The Songs That Saved My Life人生を救った曲特集




取材者:Kerrang!
翻訳:@postmcrjapan
雑誌提供:@OdetoFrnk




ホームを思い出す曲は・・・
JawbreakerのJinx Removing
〝Jawbreaker大好きやわ。天才のパンクバンドで俺が愛してやまない90年代のエモにもすごい影響を及ぼした。ホームを思い出す理由はJinx Removingは俺と嫁の曲じゃし、収録されとるアルバム24 Hour Revenge Therapyも大のお気に入りじゃけん。〟

ミュージシャンになろうと思わせた曲・・・
Wilbert HarrisonのKansas City
〝Kansas Cityみたいなブルースのスタンダード曲かな。俺はよく親父のドラム演奏を見に行ったりしよったけど、親父のバンドはいつもこういう曲やりよったんよ。一回ね、俺のバンドにも演奏しとったこともあったよ!ドラマーが急に辞めちゃってさ、親父が俺らのニュージャージーライブのため、わざわざフィラデルフィアから車で来てくれたんよ。そんで終わったら自分のライブのためまた車でフィラデルフィアへ!〟(メモ:車で2時間程度)

歴代ベスト歌詞の曲は・・・
American NightmareのFarewell
〝ボーカルのWes Eisoldは素晴らしいリリシスト(歌詞を書く人)じゃけど、この曲は特に素晴らしいわ。めちゃくちゃええ本も出版しとるよ―例えばDeathbedsとか、アレはすごいわ。なんだろ、すごく頭がええやつや。American Nightmareは長い間解散しとったけど、最近はまた活動再開してまだまだファンタスティックじゃ。ライブ見たことない人とか、バンド自体聞いたことない人にぜひ聴いてほしいんよ、ほんまええ音楽じゃ。〟

自分が書いた曲の中でのベストは・・・
My Chemical RomanceのThe Black Paradeに収録されてる〝とある曲〟
〝ん~なんじゃろ・・・自分が書いた曲とすごい愛憎関係あるけぇね。自分が一番誇りに思える曲はまだ書いてないかも。〟

歴代ベスト曲は・・・
Louis ArmstrongのWhat A Wonderful World
〝ほんま美しい曲なんよ。歌詞やメロディーで鮮明で美しい絵を描くような曲。自分の経験から言うと、この曲を聴くほとんどの人は何かしらの思い出を思い出す。Louis Armstrongのボーカルパフォーマンスもユニークで魅惑的。あんなボーカルあんまないよ?イントロが流れると誰の曲だとかすぐ分かるもん。こんなにええ曲に反論できんじゃろ!〟




最後聴いた曲は・・・
Joyce ManorのChristmas Card
〝この前Joyce Manorのライブに行ったけど、なんかわかったかどうか分からん。人生で最高のライブだったのか、最悪だったのか分からんけど、ライブが終ったらバンドにハマったという実感は確かにあったんじゃ。この曲はオープニングトラックとして最高。最近のバンドはそれがわかってないんよ。だって第1曲でリスナーがはまらんと他の曲がどんなによくたって誰も聴かんけぇ。

泣きたくなる曲は・・・
Sarah McLachlanのAngel
〝アメリカでは動物チャリティーに寄付を促すCMがあるんじゃけど、CMの冒頭で歌手Sarah McLachlanがソファでめっちゃかわいい子犬と一緒に座っとんよ。それはそれでええんじゃけど、曲が流れ始めるとさっきソファで座っとった子犬の過去が映し出されて、もう暴力とか飢えとかひどいことばかり。最悪じゃ、胸がえぐられるよ。〟

ステージダイブしたくなる曲は・・・
Black FlagのNervous Breakdown
〝最後にステージダイブしたのはKeith MorrisボーカルでFlagのニューヨーク公演じゃった。Nervous Breakdownやった時はもう、何かが壊れちゃってさ!ちゃんとしたステージダイブじゃなかったけど、バリアまで行けてさ、そんでバリアから飛んだけぇ、カウントされるかな?あのクレージーな一瞬のダメージはその後何ヶ月も感じとったわ。でもしょうがないんじゃ、Nervous Breakdownは最高のパンク曲の一つじゃけぇ。〟

カバーしたい曲は・・・
RamonesのRockaway Beach
〝過去に何回か曲をカバーしたことある、マイケミとのカバーとか、今のバンドとのカバーとか。Jawbreakerの曲もじゃけど、RamonesのRockaway Beachカバーしたいのぅ。だってRamonesじゃ!何も言う必要ないわ。〟

一番演奏が難しい曲は・・・
Van HalenのEruption
〝うわ、難しい曲いっぱいあるやん!ほうじゃね、じゃVan HalenのEruptionにしよ。ギターじゃもはや不可能じゃろう。正直言うと、俺はVan Halenがあんま好みじゃないな。ああいう巨匠的なことは好きじゃないけぇさ。でも逆に人が俺によく言うのは「ああ~あんたってあのワンツーファックユー的なパンク野郎だ!」それでもやっぱりVan Halenみたいなクソは嫌いじゃわ。〟

歴代最悪の曲は・・・
EaglesのHotel California
〝ヘビーすぎるよ、まったく入り込めんわ。愛されとる曲なのは分かるけど、もうオーバーで長くて耐えられん。理屈はこうだ―地球に何?60億人くらいおるじゃろ?全員にアンケートしたらピザが嫌いな人は一人ぐらいおるじゃろ?そういうことじゃ。Hotel CaliforniaかDon McLeanのAmerican Pieかな、もう二つとも最悪や!〟






2015年1月14日水曜日

【mikey】【EC】Let You Get Away歌詞和訳




Let You Get Away

作曲作詞:Electric Century (Mikey Way, David Debiak, Justin Siegel)
翻訳:@postmcrjapan
字幕制作:あゆさん(@shelly1904)

I came on the radio on your porch
Playing songs that remind you of that time
When you got high
You sit around, just talking to your girlfriends
Saying I was just a little more than something fine
Well I've got mine
君のベランダのラジオに俺が流れてきた
ハイになったあの時を思い出す曲を
プレーしてた
君は座りながら女友達とお喋りして
俺の事はいい男だけじゃなかったと言う
でももうどうでもいい

I don't need you to call
Wish that there was something in me you saw
Wish there was something about me I could find to change
Because baby, I was crazy to let you get away
君はもう電話しなくていい
俺が特別だと思ってくれればよかったのに
自分に直すところを見つければよかったのに
だってベビー、君を逃した俺はどうかしてた

I can hear the radio in my car
Playing songs that remind me of that phase
When life was just a game
I can see there's nothing left around me
All the boys moved out and left me here to waste
Like I've been erased
車の中でラジオが聞こえる
人生がただのゲームだった時期を思い出す曲が
流れていた
自分の周りには何も残ってない
ボーイズはみんな家から出ていて、俺が一人で腐るように置き去りにした
まるで俺が消されたかのように

I don't need you to call
Wish there was something in me you saw
Wish there was something about me I could find to change
Because baby, I was crazy to let you get away
君はもう電話しなくていい
俺が特別だと思ってくれればよかったのに
自分に直すところを見つければよかったのに
だってベビー、君を逃した俺はどうかしてた
I can see the shadows of my old street
I remember days when I was not so lost
When did I go soft?
Now I pick my head up in the daylight
Drive for miles until I hit the dead moonlight
Until I am right
前に住んでたストリートの影が見える
こんなにも迷ってなかった日々を思い出す
いつこんなに弱くなったんだろ?
昼の明かりで頭を上げて
死んだような月明かりに辿りつくまで何マイルかも車を走らせる
自分がまともになるまで

I don't need you to call
Wish there was something in me you saw
Wish there was something about me I could find to change
Because baby, I was crazy to let you get away
君はもう電話しなくていい
俺が特別だと思ってくれればよかったのに
自分に直すところを見つければよかったのに
だってベビー、君を逃した俺はどうかしてた
Because baby, I was crazy to let you get away
だってベビー、君を逃した俺はどうかしてた

Come on baby
Come on baby
Come on baby
Because baby, I was crazy to let you get away 
ベビーお願いだ
ベビーお願いだ
ベビーお願いだ
だってベビー、君を逃した俺はどうかしてた

2015年1月13日火曜日

【ray】 Team Rock取材

取材者:Tom Bryant
翻訳:@postmcrjapan

元マイケミカルロマンスのギタリスト、10代女性の自殺に影響され曲をリリース


Ray ToroがLeelah Alcronの死を知ったのは真夜中だった。自宅スタジオでソロアルバムの作業をしていた彼が寝る前にパソコンを立ち上げてブログを読んでいた。そしてLeelahの死を知った時、ショックを受けました。
Leelah Alcorn(17歳)が2014年の年末にシンシナティの実家の前でトラックの前に身を投げて轢かれて死亡。彼女はJoshという男として産まれたが、それが彼女の本当の自分ではなかった。彼女の遺書では〝4歳の時からずっと男の子の体に閉じ込められた女の子という気がした。その気持ちを表す言葉があるとは知らなかったし、男の子が女の子になれることも知らなかった。だから誰にも打ち明けずに、周りに合わせようとして男の子っぽいことをやっていた〟と書いてあった。

信心深いご両親は彼女の気持ちを受け止めることが出来なかった。Leelahがご両親に自分の気持ちを打ち明けたにもかかわらず、母から女の子にはなれない、〝神様は間違いなんかしない〟と言われ、学校から引き抜かれ、SNSも禁じられ、そしてセラピストへ通わされた。Leelahが言うにはセラピストもキリスト教で偏見を持っていて、やっていることは間違ってる、神様に救いを求めなさいと言われた。
遺書の最後に、彼女はトランスジェンダーコミュニティーに行動を呼びかけた。〝今年自殺をするトランスジェンダーの数に私の死もカウントされないといけない。誰かがその数字を見て、これおかしいぞと気づいて欲しい、そして改善に努めてほしい。お願いです、社会を改善して下さい。〟

Toroが最後の言葉に大きな衝撃を受けた。Leelahの遺書を読んだ後、彼は寝ようとしたが眠れなかった。彼女に何があったのか、そしてなぜ人は自分と違う人を受け入れることができないのか、しばらく考えてた。

〝彼女が自分の死に意味を持たせたいと書いたけど、ものすごく力強いお言葉だ。あんなに若かったのにあんなことが書けるんだなんて信じられない。レベルが違います〟とToroはLAの自宅で話す。〝彼女と同じ悩みを持っている人が大勢いるから、どうか彼女の願いが叶うといいですね。残念ながらこんな経験をしたLeelahが初めてではなく、そして決して終わりではない。〟

Leelahの死がこれほどToroに影響を与えたにはもう一つの理由があった。一年ほど前に彼が似てる出来事で曲を作ったからだ。アリゾナ州で宗教の理由でゲイやレズビアンなどの方にサービスを断る権利を経営者に与える法案に激怒したToroがギターで反論して〝For the Lost and Brave〟を作曲作詞した。そしてその時の気持ちが今回の自殺とトランスジェンダーコミュニティーにも当てはまると彼は気づいた。

〝あの曲を一年ほど前に書いたのに僕の歌詞とLeelahの言葉を読むと似てるところがたくさんあってびっくり〟とToro。

虐げらる人々の話や差別される人々のニュースを読む度にToroが曲のリリースを考えてた。しかしなんだかタイミングが難しくて。レーベルと契約するまで待った方はいい、音楽業界のルールに従った方がいいと彼は思いました。

〝去年は妻や周りの人に曲をリリースしたいと話してた。ニュースを観る度に誰かが虐げれてる話とか、人が人を受け入れられない話ばかりだ。でもアルバムはまだ完成してなかったし、PVの何もないし。全てがレーベルと契約してから考えることだから、アルバムが完成されるまで曲をリリースしない方がいいと思った。〟

そして彼は思った。そんなのくそくらえだ。Leelahの話に心打たれた。彼女のためにもトランスジェンダーコミュニティーのためにも何とかしたい。だから1週間前にFor the Lost and Braveをネットで配信し、そして配信の理由を自身のブログに綴った。

〝Leelahの話は本当に心が痛む話だ。僕にも息子がいるので、人生はまだまだこれからだという若い子供が親に愛されず、サポートもされずにいたと考えると、すごく辛い気持になった。この曲はアルバムのPRのためではない、だってアルバムはまだ全然出来てないから。僕はただこの問題にスポットを当てたくて、そしてLeelahと彼女と同じ悩みを持っている方にサポートをしたかっただけだ。メッセージを出すなら今だと思った。〟

マイケミカルロマンスのメンバーとしてもToroは決して人権を求める社会活動家ではなかった。ほかのメンバーだってそうだった。どうでもいいというわけではない(実を言うとその反対だった)が、マイケミはそのために活動してたというわけじゃなかった。だからと言って人の窮状に無関心というわけでもなかった。Toroがマイケミの三枚目のアルバムThe Black Paradeへの反応やファンへのいじめ、特にメキシコで起こった変わった格好をしたファンへの暴行〝エモ反対運動〟に深く影響された。
マイケミ〝Sing〟の別バージョンを再収録した東日本大震災の募金活動プロジェクト#SINGItForJapanもToroのアイディアだった。

裏ではずっと人の窮状を深く憂慮してきたToro。しかし今は表で社会問題を主張する時がきたと感じた。
〝先日、人にポジティブなメッセージを送る責任はあるか聞かれたけど、マイケミメンバーの僕だったらきっとノーと答えたんだろう。その時は責任を取るのが怖かったんだ。息子が誕生したからか、ただ単なる歳をとったからか分からないけど、責任をとることがすごく大事だと思うようになってきた。だから曲をリリースしたかった。苦しんでる人をちょっと楽にさせること、トランスジェンダーコミュニティーの現実や問題に対する認識を高めること、そして一人でも多くの考え方を変えられることができるなら嬉しいです。〟
しかしトランスジェンダーコミュニティーの一員でもないのにこんなことを書く自分の立場が難しいと彼は認識してる。

〝トランスジェンダーコミュニティーの苦難が分かるという印象を与えたくない。永遠に分かることができないだろう。僕にできることは声を上げることと、自分の解釈を世に送り出すことさけだ。話題のニュースに便乗して曲を出したと誤解されるんじゃないか心配したけど、幸いトランスジェンダーコミュニティーも皆さんもすごく応援してくれた。それだけですごくやりがいを感じた。〟

曲はこれからトランスジェンダーコミュニティーのイメージがつきますが、もっと幅広い意味もあるとToroは信じてる。メキシコのマイケミファンに起こったことを見たからか、普段から周りの状況をよく見てるからか、かつてマイケミが〝Teenagers〟で訴えた旧世代が若い世代を受け入られないという深刻な問題がまだまだ解決されてないとToroは思う。
〝トランスジェンダーコミュニティーの苦難はユニークだが、若者の苦難に似てる部分もあると思う。誰だってありのままで愛されたいし、誰だってありのままの自分でいたい。なのに悲しいことにそれが理解できない人が多い。人のライフスタイルに賛成するかどうかを別として、そのライフスタイルを受け入れなきゃダメなんだって気付いてほしいです。〟

長男が誕生した2年前から色々考え始めたらしい。

〝もし息子が困ってたら、僕を信用してなんでも打ち明けて、そして力になれるなら力にならせてほしい。親や年配の方が若者を人をしてリスペクトせず、ネガティブに見ることが多い。妻がいつも言うけど、大半の親が子供を所有物として扱う。ほら、「ここは私の家で私のルールだからお前は従わないとダメ」とかさ。親は子供と対等な立場で接するべきだと思うし、人として付き合うべきだ。息子の未来は人と人の違いがもっと理解される世界だと願ってる。〟
ToroにとってFor the Lost and Braveは大事な曲だ。マイケミの時はGerard Wayが歌詞を書いて、そしてToroが音楽の大半を担当した。しかしソロになった今、作詞や一人で歌うことを学ぶ必要があった。インスピレーションに対しての考え方も変えざるを得ない大変な道のりだったが、For the Lost and Braveがそれを変えてくれた。
〝この曲は僕にとって大きなターニングポイントだった。書きたいテーマや好きなサウンドを絞り込むことができた。作詞や歌うことにまだ慣れてなくて勉強の日々だけど、一つ気付いたのは自分の人生に関すること、そして現在起きてることについてしか書けないことだ。僕は反応するタイプだから、突然歌詞を思い浮かぶのが難しい。ニュースを読むとか、映画を見ることで曲のインスピレーションになる時がある。苦しんでる人の立場から考えてロールプレイしてみる。〟

こういうプロセスだからこそ、自宅スタジオで1人作曲作詞、そしてレコーディングまでしたソロアルバムに時間がかかってる。最近ではマイケミのエンジニアDoug McKean(Gerard WayのソロアルバムHesitant Alienもプロデュース)やマイケミの最後のドラマーJarrod Alexander、WayのキーボーディストJamie Muhoberac、そして名セッションギタリストTim Pierceにもサポートとしてアルバムに参加してる。時間かかったけど、アルバムがほぼ完成だとToroが言う。
〝僕のChinese Democracy(Guns n' Roses)なんだ(笑)。本当に長い旅だった。早くやる人とゆっくりやる人、みんなそれぞれだから。今はラストスパートだから次はどんなプロジェクトになるか分からないけど、それも楽しみにしてる。〟

最初のPeter Gabrielっぽいアルバムからもっと明るいサウンドに変更して、夏リリースを目指して仕上げてるという。

〝変かもしれないけど、アルバムには車の窓を全開にして聴くような曲もあるよ。人がどんな環境で曲を聴くか考えると作曲がちょっと楽になる。夏っぽい曲もあるから夏までにリリースしたいね。〟

後はアルバムをレーベルに通してリリースするか、それとも別の方法でやるか決めるのみ。こういうのまったく慣れてないけど、数ヶ月かけて決めたいとToroが言う。

その前に、アルバムを完成させなきゃ。そしてもう一つ片付けておきたいことが。マイケミが解散してから、ToroのウィキペディアにソロアルバムのタイトルがMinimization Procedureだと書いてあった(ファンが投稿したらしい)。そしてこれがまた記事や本にも書かれた。しかしまったくの嘘だ。

〝アルバムのタイトルが全然違う(笑)でもね、皮肉でも結構いいタイトルだと思う。でも今回のアルバムにちょっと合わないね。マスロックアルバムにぴったりだと思うんだけどね。まぁ念のためちょっととっとくよ。考えてくれた人許してくれるといいけど(笑)〟


2015年1月6日火曜日

【frank】【動画】Golden Audio取材


元の記事はコチラ 

取材者:Nina Donoghue
翻訳:@postmcrjapan

セレブレーションの訳だ!Frankが語るファンとの交流やソロ活動



〝彼、ファン一人一人とのミーグリが終わるまでずっとここにいるよ。〟Frank Ieroのグッズブースの裏でポスターやTシャツの山に気を付けながら脚立を持ってる私にツアーマネージャーが申し訳なさそうに言った。フロントマンIeroがサインの合間にインタビューされることに承諾したものの、ファン一人一人への挨拶の後じゃないとインタビューが始まらない。私は喜んで待つ。開場の瞬間から彼はサインばかりしている。お高いVIPのミーグリや偉そうなロックスターの時代にFrankのファンへの想いは本当に素晴らしい。

同じぐらい素晴らしいなのはIeroの驚くほど早い音楽界への復帰。2013年のマイケミ解散後、Frankが〝frnkiero andthe cellabration〟(以下fi&tc)という名前で作曲作詞した曲をレコーディングしてソロデビューを果たした。そして2014年8月にアルバム〝stomachaches〟をリリースしてからは連続でツアー。アルバムはfi&tc流ストレートパンクと甘く切ないメロディーもほんのり。マイケミを知らない人にも刺激的な1枚だ。

最後のファンと握手したら、Frankが故郷NJのThe Stone Ponyでファンとの交流、ソロになる決意、そしてピザベーグルへの愛を語ってくれた。

frnkiero andthe cellabrationの経歴について教えて下さい。今回のプロジェクトはどうやってできたの?

地下室で自分のために書いた数曲から始まった。そんで友達が最近何してんの?って聞いてきて、その曲を聴かせたんよ。そうしたら他の人にも聞かせるように友達に説得されて、気付いたらレーベルから声掛けれちゃった。俺の曲をすごくリリースしたかった上に曲をすごく分かってくれたレーベルだったんで、〝曲をちゃんと演奏できるようにバンド始まんなきゃ!〟と思った。それがバンドの始まりだった。

マイケミとして活躍しながらソロの曲書いたりしました?それとも全ては解散後に書きましたか?

いや、うん、解散後だったな。時々ちょっとしたメロディーやリフが思い浮かんでたけど、マイケミの曲に絶対なれないもんだった。遊び半分でやっただけ。でも〝She's the Prettiest Girl at the Party and She Can Prove it with a Solid Right Hook〟のイントロと最初のコードプログレッションは結構前から思いついてた。曲になると思わなかったけど。50年代のサウンドで好きだった、それだけ。〝Stage Four Fear of Trying〟とかは違う形で完成したけど、あんまり好きじゃなかった。後で友達のポッドキャストに出ることになって、〝ついでになんか歌ってくれれば嬉しいけどなー〟って言われた俺は〝曲なんかないよ!〟って。だから放送の前の夜にあの曲(〝Stage Four〟)になる曲を仕上げたよ。


ギターパートの中でマイケミに却下されたパートとかありますか?

マイケミでの役割は今の役割と全然違う。俺はギターのメロディーとボーカルの間で遊ぶのが好き。歌ってない時はボーカルメロディーと掛け合いするとがすごく好きなんでボーカルじゃなかったら絶対そうしてたけど、今回はボーカルもやらんといけんからギターも変わってくる。そしてマイケミと作曲した時は、例えばリズムパートをやってたら、ボーカルのことなんか考えてなかった、どうせ後で書くことになるけん。でも今は〝よし、これに歌詞つけないと〟とか〝これを歌いながら弾いとかんといけん〟とか考える必要があった。

書きながら考えるということね。

ええ、(ボーカルの)立場からじゃ作業が全然違う。

ルーツとも言えるジャージーパンクからマイケミのドラマティックロックスター、そして再びストレートパンクへの転位はどうでしたか?

いやぁね、マイケミがまだ活動してた頃はLeathermouthやってたし、解散の真っ最中でもDeath Spellsやってたよ?新しいバンドを始めるのが好き、なんか楽しいよ。だから〝うわ、どうしよ?新しいプロジェクト始めるんや~〟って感じより、〝いつもやってることさ〟って感じで不安はなかった。

音楽をやり始めてからソロになろうと思ったことはありましたか?それとも後になってから考えたの?

ないないないない、絶対ない。ないわ。

じゃどうやって決意したの?

しぶしぶと(笑)決意した理由は作曲も、楽器も全部自分でやったから。そんで考えたわけ、〝まぁこのまま適当にバンド名をつけて色んな人がやってるように見せかけることはできる。〟でもそれがなんか嘘っぽくて、ね?俺らバンドだけどあいつが全部やってるよ~みたいなバンドあんま好きじゃない。バンドだけどバンドじゃない、みたいな?友達とかかもしれんけど・・・(笑)でもなんだろ?自分がどこから来てるのか嘘つけたくないよ。正直めっちゃ悩んでた。歌ってくれるボーカルを見つけてからバンド始めればいいんだとか思ったけど、そうはいかんかった。

それにマイケミで有名になったから、ファンが新しいバンドより、フランク目当てでライブに行くかもしれないね。

でもそれおかしいよね。なんか車事故みたいだ。新しいプロジェクトを別として、人はその余波が見たいだけなんだ。でもアルバムがリリースされて色々とツアーした今はfi&tcの方のファンが増えた。そんなことあんま考えてなかったんじゃけどね、〝そうやね、これはマイケミのファンが集まるためのソロプロジェクトだ〟とか。そういうことはほんま・・・考えてなかったんだ(笑)
.
ですよね。そんなのなんかずるいですよね。

そう、なんか気まずいよね。


ファンとの交流は?

いい感じだよ!まぁほとんどはね・・・たまに気まずいのもあるけど(笑)でも人生も同じだ。俺は人が一人の人間として接してくれるのが一番嬉しい。写真やカッコつけるよりは気持ちいい交流や会話がいい。(写真撮る)よりあんたが今日何をしたかについて話したい。でもね、そういうのが好きな人と、さっさと写真やサインもらってさっさと帰りたい人もおるよね(笑)

ファンベースがかなり強烈だから、表の情報とシェアしたくないプライベート情報と一線を引く必要性があると思ったことはありますか?

そうだね・・・人がすごく好きなアルバムでギターをやったからとか、テレビで観たことあるからとか、ソーシャルメディアでフォローしてるからといって、人が勝手に俺のことを個人的に知ってると勘違いしてしまう。でも本当は俺のことじゃなくて、その人が俺をどう解釈してることだ―その人にとっての〝俺〟がどういう人間だとか、どういうことが好きだとか、全部その人の妄想なんだ。その妄想があまりにも現実から離れてるとちょっとおかしくなるんよ。たとえば、リアクションを得るためにふざけたこととか極度に失礼なことを言ってくる人。そういう人にとって俺は一人の人間ではなく、リアクションを得るための道具みたいなもんだ。おかしいよ、それ。そんでカッコつけてる人もおるよ。〝あら、ごめんなさい、あんたのことなんか知らんわ〟みたいな感じで説明しようとしてさ、でも俺もあんたのことも知らんよ?(笑)おかしいよね、だってこれがお互いの第一印象なのにあんたが台無しにしたやん。今まであんたのこと何一つ知らんかったのに、今の印象じゃあんたはただの面倒くさいやつになるんだ(笑)

そして今じゃ君の事なんか知りたくもない、でしょう?

そう!でもね、ほとんどの人はほんまにいい感じの人だよ。だって、地球の人口は何人だっけ?60億?そんぐらいとかやろ?その60億の中で少なくとも50パーは嫌なやつやろ?(笑)平均の法則で考えればね。なんでまぁ、嫌じゃないやつにより多く会えばいいんだと思ってる。

ファンからマイケミっぽくするプレッシャーはありますか?

ないない。俺は俺でしかいられん・・・誰かのために自分を偽るエネルギーもないし、やりたくもない。もういい歳だし。結構生きてきたような気がしてさ、33年間も生きてきて自分のことについても、世界にことについても色々分かってきた。そして確かに言えるのは俺が自分を偽ることは人のためにならんこと。だらか偽りなんかはせん。

〝stomachaches〟に激しい曲と落ち着いた曲の面白い対立がありますね。ライブではこの対立をどう対応してるんですか?

俺がファンとしてライブに行く時、その差がすごく好きなんだ。セットを波みたいに乗りたいんじゃ―最初はどっかんとデカくスタートして、そして落としてからはまた盛り上げていくのが理想的。今回のライブはさ、〝(She's the) Prettiest (Girl at the Party and She Can Prove it with a Solid Right Hook)〟やろうと思ったけど、毎回やる曲なんだけど、ちょっと厄介な曲で、特にサウンドチェックしない時とか、サウンド担当の人よく知らない時とかさ。あの曲をうまくやるにはちゃんと音が聞こえてないとダメなんだ。大惨事になりかねないだから俺らは〝今夜はうまくいかんかもしらんから、あの曲は辞めとこう〟って決めた。

アコースティックライブもやるんですか?

たまにやるけどあんま好きじゃないな、なんか裸にされとるような気がして。義理のお兄さんEvan (Nestor)と一緒に海外の雑誌オフィスでアコースティックセッションやったけど、すごく楽しかったよ。お互いに掛け合いして、全然平気だったけど、俺とギターだけの時はね・・・アコースティックでうまくいく曲とそうでない曲があるよ。例えば〝Weighted〟はボリュームの差が重要だから、たぶんアコースティックに向いてないと思う。あんま好きじゃないけど、まぁ楽しい時もある。



もし自分が犬だったら何犬がいい?

え~全然分からん(笑)

自分も考えようとしたけど思いつかない、色んな種類あるよね。

パグとか、かな。

私はラボラドゥードルかな?

アレ変なやつよね!

ふわふわした変なやつ、みたな?

そう。俺は絶対ラボラドゥードルじゃないな(笑)名前がおかしいよ。

そうだね、おかしいよね。絶対バカにされるよね。

レスキューされた犬でもいいね、あいつらいい子ばかりだから。

なんか謎めいてるよね。君はどこから来たの?みたな。

そうそう!エキゾチックよね!

残りの人生で一つの食べ物しか食べれなかったら、何にする?

ピザベーグルだな。

ピザじゃなくて、ピザベーグルなの?

そう、ピザベーグルだ。だってベーグルがピザと合体したら、いつでもピザが食べれるのさ!←これピザベーグルのキャッチコピーだwwwww

ですよね、便利よね。
ハロウィン生まれらしいけど、プレッシャーとかすごくないですか?衣装とか。

いや、衣装考えるの好きだし、やりたいようにできない時もあるけど・・・プレッシャーはないね、だって何作っても絶対最高なんだ(笑)

今までの衣装で一番のお気に入りは?

そうだね・・・去年はよかったよ。80年代のドラキュラだったけど、結構好きだったよ。なんかニッチでね。

衣装といえば、fi&tcのPVならどれが一番好きなの?一つは子供の内臓で縄跳びして、一つは血まみれで・・・そしてもう一つは娘さん2人と一緒だったね。
あれ(娘さん2人との)はたぶん一番のお気に入りだ。でも一番大変だったんだ。よく言うよね、〝映像に子供や動物を使うな〟って。

あっもう行かなきゃ!最後にもう一つ、早く!

もしあんたがインタビューアでこれが最後の質問なら何聞く?

(笑いながら)

それじゃ、マイケミがよく〝人を救いたい〟と言ってましたけど、fi&tcの目的は何ですか?

今回のプロジェクトの目的?有害なことを美しいことに変える、かな。人間として満たされること。これは俺のためなんだ、他の人のためではない。人が俺の音楽の中でちょっとした救いを感じるのはすごく嬉しいけど・・・そのつもりでやってるわけじゃない。マイケミの時も、そういうこと(人を救いたいこと)がちょっと大げさに取り上げられた。本当に言いたかったのは、救われたのは俺たちの方だった。それほど大切なものだった。重大さがあって、なんだか分からないけど、やってることがものすごく大事だって気がした。でも俺たち個人としては・・・救世主なんかじゃなかった。ファンたちが自分自身でやった。バンドにインスピレーションを見つけて、自分で自分を救ったんだ。

2015年1月2日金曜日

【ray】【歌詞】For the Lost and the Braveブログ&歌詞和訳

元のブログはコチラ

作者:Ray Toro
翻訳:@postmcrjapan


僕は1年前ぐらいにこの曲を書いて、アルバムができたらリリースしようと思いました。何回か早めリリースしようと思ったことがあったけど、毎回何かしらの理由でリリースしなかった。しかし最近の世の中はヘイトや誤解で溢れているようです。

皆さんも同じでしょうけど、まだ若いのに自殺を選択したLeelah Alcornのニュースを聞いて心が痛みました。腹も立ちました。話を聞いてくれる相手がいなかったせいで、誤解されてたせいで、そして本当の自分が無条件で愛されていなかったせいで、また若い命がこの世から消えました。彼女のストーリーを聞いて、そして彼女の最期のTumblrポストを読んだら、この曲をシェアする時が来たと思いました。

お互いのありのままの自分を受け入れる時だ。ありのままの自分として見られること、聞かされること、そして愛されることは誰もが求めることで、誰もがそうされるべき権利があると思いますから。

For the Lost and the Braveはコチラで拝聴できます

――――――

For the Lost and the Brave歌詞
作曲作詞:Ray Toro
翻訳:@postmcrjapan

Walking in the rain
The feeling comes again
Something in my head tells me I'm nothing
雨の中で歩いてたら
またあの気持ちに襲われた
頭の中誰かが囁く〝お前は価値のない人間だ〟

Sorry and ashamed
All the lies I couldn't face
Always been afraid of who I am
Forced to hide away
Nothing is wrong they say
Leave it alone and it will go away
後悔と恥
向き合えなかった嘘の数々
本当の自分をずっと怖がっていた
隠せざるを得なかった
〝問題ないよ、ほっとけばいずれ消えるだろう〟
とみんなが言う

For the lost and brave 
For the lonely strays
For the ones we left behind
Far away, don't ask me why
For the lost and brave
For the ones who stayed
For the ones we left behind
Far away from you we learn to not ask why
道に迷ってる人と勇敢な人のため
孤独の迷子のため
僕らが置き去りにした人のため
ずっと遠いところにいるのに、なぜ置き去りにしたかは僕に聞かないで
道に迷ってる人と勇敢な人のため
ここに残った人のため
僕らが置き去りにした人のため
君たちから遠く離れた僕らは
〝どうして〟を聞かないことを学んだ

The choice I didn't make
This isn't a mistake
The man beyond the glass says girl you're something
The sun will rise again
All the clouds inside my head
Will clear away 
I know just who I am
I won't hide away
Overcome your hate
Shield it alone
Let the people say 

僕が選ばなかった選択肢
これは間違いなんかじゃない
ガラス越しの男が〝貴女、特別だね〟と言う
太陽は再び昇る
そして僕の頭の中の雲が
すっと晴れる
僕は本当の自分を知ってる
隠したりはしない
自分のヘイトを克服して
一人で守れ
みんなに言わせて

For the lost and brave 
For the lonely strays
For the ones we left behind
Far away, don't ask me why
For the lost and brave
For the ones who stayed
For the ones we left behind
Far away from you we learn to not ask why... 
...We hate a different state of mind and heart
It's gone on far too long
We are here to say
道に迷ってる人と勇敢な人のため
孤独の迷子のため
僕らが置き去りにした人のため
ずっと遠いところにいるのに、なぜ置き去りにしたかは僕に聞かないで
道に迷ってる人と勇敢な人のため
ここに残った人のため
僕らが置き去りにした人のため
君たちから遠く離れた僕らは
〝どうして考え方が違うだけで嫌いになるの?〟を聞かないことを学んだ
もう充分だ
僕らがここで言いたいことは

For the lost and brave 
For the lonely strays
For the ones we left behind
Far away, don't ask me why
For the lost and brave
For the ones who stayed
For the ones we left behind
Far away from you we learn to not ask why
道に迷ってる人と勇敢な人のため
孤独の迷子のため
僕らが置き去りにした人のため
ずっと遠いところにいるのに、なぜ置き去りにしたかは僕に聞かないで
道に迷ってる人と勇敢な人のため
ここに残った人のため
僕らが置き去りにした人のため
君たちから遠く離れた僕らは
〝どうして〟を聞かないことを学んだ

We learn to not ask why
We learn to not ask why
We don't ask why
〝どうして〟を聞かないことを学んだ
〝どうして〟を聞かないことを学んだ
〝どうして〟なんてまったく聞かない