James DeweesがDeath Spells、Frank Iero、そしてReggie and the Full Effectを語る
取材者:Josh Chelser
翻訳:@frankierojapan
英文はこちら
James Deweesがあなたの好きなエモアルバムにキーボード弾いた。
数学的に考えると、Deweesがあなたの好きなアルバムにキーボードを弾いた可能性が極めて高い。だって彼はMy Chemical RomanceからNew Found Gloryまでたくさんのバンドに参加した上にThe Get Up KidsとReggie and the Full Effectで長年活躍してきた。20数年前ドラマーとしてCoalesceでデビューした彼は自身の音楽的才能とユーモアのおかげで今までたくさんのバンドに歓迎されてきた。
しかし今は元マイケミバンドメイトFrank Ieroと新しい(まぁまぁ新しい?)プロジェクトDeath Spellsが始動。デビューアルバムNothing Above, Nothing Belowがリリースされたばかりだ。数週間前のTaste of ChaosフェスでMyspaceがDeweesに取材して、Death Spellsと今までのバンドのことを聞きました。
エレクトロニック系のDeath Spellsの始まりは?
当時俺とFrankがノースハリウッドのアパートに住んでた。幻の5枚目のマイケミアルバムをレコーディングしてたスタジオの真向かいにあったアパートだったけど、マイケミが勢いを失ってきた時、俺らがパソコンで暗くてサイコな音楽を作り始めた。ファイルが400コもあって、それである夜Frankがエレクトロ系の曲を聴きながら歌詞を叫んでた。〝これなら叫べるよ。やろうや!〟ってね。でも俺的には〝エレクトロ系の何が分かるのさ?!〟みたいな。まぁビデオスクリーン立てりゃいいだろって。
マイケミが2013年に解散した時、俺たちが東海岸に帰った。そして2週間ぐらいMindless Self Indulgenceとツアーした。ツアーがすごく楽しくて、完成した曲が14曲ぐらいあったからアルバムでも出そうかって話してたけど、その次俺がReggieのためにキックスターター(クラウドファンディング)やって、Frankがソロアルバムやって結果的に3年も過ぎちゃった。そして今は2016年で俺とFrankはいつもDeath Spellsのアルバム出さなきゃ出さなきゃって。最悪のことに曲は全てLogic 9(デジタルオーディオソフト)で作ったから4年後の今じゃ対応できるソフトがなくてさ。ファイルを開くためだけにハードディスクのバックアップをダウングレードするハメになったよ。
UKのオーディエンスがDeath Spellsにどう反応するか楽しみだ。あいつらはああいうの大好きだからね。しかも久しぶりに一緒にこういうのやるから楽しみだよ。絶対楽しめると思うし。本当、情熱溢れるプロジェクトだ。
長年マイケミで、そして今はDeath SpellsでFrankと一緒に仕事してどう?
正直言うと長年の親友なんだ。マイケミのみんなも親友なんだけど、FrankとGerardが俺の弟と兄のようで。4月と5月に家族に不幸があって、人が亡くなるとお金がかかるよね。Frankが俺にお金を送ったけど、俺が〝お前のお金はいらないよ、友達なんだからさ!〟って言ったけどさ、あいつ、Death Spellsの前払い金がいらないって言って、火葬や葬儀に使えるように俺に全額くれた。そんな恩、どう返せばいいっていうの?マジで。お返しとして一生ジャージーの実家の草刈するとか何でもするって約束した。
本当優しくてさ。俺がばかげたことするとさ、〝それマジでないわ〟とか言わないよ。その代わりに20分かけて〝お前はいいやつでアイディアをリスペクトしてるし、最高のミュージシャンだし、でもここでこれって本当にいるのかな?〟とか言うよ。早く言ってよ!ダメ、下手くそ!って言ってくれれば30秒で済むのにさ、その方が楽だ。
(Taking Back SundayのAdam Lazzaraが部屋に入って取材は一時中断。Lazzaraが先ほどReggie and the Full Effectと一緒に歌ってた。今じゃDeweesの膝の上に座ってお互い褒め合ってる。)
2つものバンドで活躍してるのになぜReggie and the Full Effectを結成したの?
Get Up Kidsでプレイして、Coalesceにもプレイしてたけど、2つのバンドに合わなかった曲いっぱい思いついててさ。〝こんなのどう?〟ってGet Up KidsやCoalesceに提案してみたけど、みんなの反応が微妙で。1997年に4曲のReggie EPを遊びで出したけど、当時Get Up Kidsのツアーに参加したみんながそのEPを面白がっててさ。曲はみんな簡単なんだけど、簡単だからこそライブでやるとミスしやすいよ。3つのコードしか使ってないからこそ難しい。
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